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2024年9月6日金曜日

同性間結婚 ついに合法化へ-会社を辞めてカナダ留学(3)

 

キャンパスには、同性婚の法案通過を祝う看板が登場

キャンパスには、同性婚の法案通過を祝う看板が登場

 

その日、SFU(サイモンフレイザー大学)のキャンパスに急きょ看板が立てられた。イラストには新婚ほやほやの2人の“男性”が描かれている。2005年6月28日、カナダ国会の下院は、同性同士が結婚することを合法化する法案を可決したのだ。来月にも上院で可決され、正式に認められる。オランダ・ベルギー・スペインに続き、同性間結婚が合法とされる世界4番目の国の誕生だ。同性同士の結婚にも、年金の受給や財産の相続といった、異性婚と同様の権利が与えられることになる。

ゲイやレズビアンの人々からは「これで愛する相手と連れ添うことが出来る」と喜びの声が上がっている。この法案を先頭に立って推し進めたのは、他でもないポール・マーティン首相だ。首相が繰り返し言っていたのは「カナダは少数派の人々によって作られている国家だ。各自の権利が尊重されなければならない」という言葉である。まさに、様々な人種、民族が集まった「多文化主義」カナダならではの決断といえるだろう。

同性愛者はキャンパスでもオープンな存在だ。私の大学には……続きを読む


 






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2023年7月7日金曜日

『メディアが子どもに与える影響と対策』講演(幹部教員向け研修)

『メディアの表現が子どもに与える影響~情報に潜んだ真意を見抜く~』と題して、講演を務めた。

千葉県教育研究会の合同研修会にて。

県内から、小中学校の校長ほか管理職員の方々、約100人がご参加。

・メディア・リテラシーとは? 
・メディアが子どもに与える3大影響
 -ジェンダー
 -いじめ
 -LGBTQ
・メディアに左右されない子どもを育てる

……といった内容を、解説させて頂いた。

「お話を聞きたいと、職員たちからお名前が挙がっていました」
「非常に分かりやすくお話頂き、とても勉強になりました」

と主催者の方。恐縮です。

今回の講演は、参加できなかった教職員の方々のために
YouTubeで限定配信されるとのこと。

最近はこのように映像化されることが増えてきて、
何かと気を抜けない(ナニに?)。

ちなみに千葉県といえば、昨年も教職員組合で
『ネットいじめと大人の役割』について講演させて頂いた。

「子どもの人権」を尊重することに、熱意をもって取り組んでおられる県とお見受けする。

お世話になった皆さま、ありがとうございました!


【参考文献】


『オトナのメディア・リテラシー』
渡辺真由子著

 

 

『大人が知らない ネットいじめの真実』
渡辺真由子著







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2021年12月8日水曜日

「インターネットといじめ・LGBT・障がい者差別」講演&寄稿(人権週間②)

 

前回に続き、人権週間に関する講演のご報告。

「インターネットと私たちの人権」と題し、福井県高浜町で講演を務めた。こちらはリモート収録である。

・ネット・トラブルの対策キーワード:「ネット・リテラシー」とは?
・2大トラブルの現状とリテラシー
 ①ネットいじめ
 ②マイノリティ差別(LGBT、障がい者、部落出身者等)
・被害にあってしまったら

……といった内容をお話。

講演映像は、人権啓発放送として12月いっぱい、地元のケーブルテレビで流されるとのこと。

また、講演内容を記事としても寄稿した:

===================

『インターネットと私たちの人権』 渡辺真由子

はじめに   

「うざい」「きもい」「死んで」。そんな言葉を投げつけられた後、東京都町田市の小学6年の女子児童(当時12歳)は202011月、自らの命を絶った。誹謗中傷の言葉の数々は、インターネット上に書かれたものだった。

ネットやSNSの普及と共に、私たちはパソコンやスマートフォンで、他者への中傷の書き込みや差別的な画像・動画の投稿など、様々な人権侵害行為を目にするようになっている。子どものみならず、大人を標的にしたものも珍しくない。コロナ禍の鬱屈した空気の中で、それらはより露骨になり、深刻さを増しているように思われる。


ここでは、ネット上にみられる人権侵害行為のうち、「ネットいじめ」「LGBT・障がい者・被差別部落出身者といったマイノリティ(社会的少数派)の人々への差別」を取り上げ、それぞれの現状と対策を考えたい。
続きはこちらから

 

 【参考文献】

『大人が知らない ネットいじめの真実』  

  (ミネルヴァ書房、単著)

中学道徳教材 採用文献 (3刷)

大学入試 出題文献

 

 

 
 
 
 

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2021年7月15日木曜日

発信コンテンツにおけるジェンダー表現のあり方(監修)

 某大手情報サイトを運営する企業から、
「発信コンテンツにおけるジェンダー表現を監修してもらえないか」との
ご相談を頂いた。

そのコンテンツのテーマは「恋愛・結婚」。
確かに、なにかとジェンダー表現が偏る分野である。

企業側としては、媒体や制作物の文章、説明用のイラストなどに関し、表記のガイドラインを新たに作成したいという。性差別的な表現や、業界的なワード・マナー・風習などの表現も、アップデートしたいとのこと。

「恋愛・結婚」をめぐるビジネスは、旧来の"男性性"や"女性性"に根差したマーケティングがされがちな部分もあろう。

しかし、「ダイバーシティ(多様性)」や「インクルージョン(包括)」の必要性をめぐる認識が世界レベルで高まっているいま、日本企業もいつまでも変化を拒んではいられない。

「気づいた」企業が増えれば、新しい流れが生まれる。
先日のテレビ番組でコメントしたような広告や発言もなくなり、ジェンダー平等な国へとステップアップしていく。

楽しみじゃ、あ~りませんか(チャーリー浜氏風)。


ジェンダー表現に関する監修・アドバイスについて

 

【参考文献】

『オトナのメディア・リテラシー』(渡辺真由子著、リベルタ出版/電子版)








 

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2021年3月23日火曜日

『週刊女性』で「言葉使いとジェンダー」(コメント)

 

本日発売の『週刊女性』で、見開き2ページにわたりコメントしている。

『「ミスタードーナツ」「俺のイタリアン」は性差別なのか?』の記事にて。

タイトルだけだと語弊がありそうだが、店名うんぬんの言葉狩りではなく、要は「言葉使いとジェンダー」の話。
 
事の発端は、アメリカのおもちゃメーカーが、映画『トイ・ストーリー』にも登場する自社キャラクター「Mr.ポテトヘッド」について、'Mr.' の敬称を外すと発表したこと。
 
このニュースが日本で報じられると、某ベテラン男性芸人が違和感を唱え、ちょっとした騒ぎになった。
 
だがこれは、「ジェンダーニュートラル」の意味をよく理解していない、日本メディアによる報じ方の問題である。詳しくは記事内にて解説している。 

記事では他に、ファミリーマートによる「お母さん食堂」という名称も取り上げた。この名称に潜む構造的な問題とは何か?という点についてもコメント。
 
日本はこれまで、「言葉使いとジェンダー」への感度は鈍かったといっていい。私が教鞭を執るMAYUMEDIAカレッジでは、この問題をめぐり、受講生たちにディスカッションしてもらっている。
 
また記事は、国際基督教大学(ICU)が昨年設置した、性別に関係なく使える「オールジェンダートイレ」にも言及。LGBTの人々にとっては、選択肢が増える試みであろう。
 
ちなみに私がカナダに留学していた2005年、暮らした大学寮のトイレは既にオールジェンダー用であった。日本から来た身として、相当な衝撃だったことは事実である。
 
そしてカナダから帰国した後、まだ若造だった私は何を隠そう『週刊女性』の編集長(当時)とお会いする機会があった。
 
「貴誌の記事はジェンダー的に偏っているものが多いので、メディア・リテラシーの観点から読み解く自己批評コラムを設けたらどうですか。何なら私が書きまひょか」とご提案したら、「ウチにはそういうのは必要ないので」とアッサリ却下されたことをよく覚えている。
 
あれから10年あまり。同誌がジェンダーについて理解を深めるための記事を掲載し、私もそれにご協力することになるとは、不思議なめぐり合わせどすなあ。

 


 

 






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2019年6月28日金曜日

「LGBTと人権」講演



「ネット時代の子どもの人権~LGBTと性被害~」
と題して、講演を務めた。
主催は、長野県上田市教育委員会。

・インターネットがトラブルを招きやすい理由
・対策キーワード:「ネット・リテラシー」とは?
・3大トラブルの現状とリテラシー
 -ネットいじめ
 -LGBT
 -リベンジポルノ
・ 被害にあってしまったら

……といった内容をお話。

今回、特にLGBTについては、
「取材者としての客観的な立場から語ってほしい」
との、主催者様からのご意向であった。

私はカナダに住んでいた時に
カナダ人の同性間結婚を取材したことに加え、
日本人が海を渡ってカナダに同性婚を挙げにきた事例も
取材したことがあり、
そうした経験からお話をさせて頂いた。
こちらの記事で詳しくご紹介している。

参加者には地元議員の方もおられ、
活発な質疑を頂いた。

ちなみに会場への送迎を担当下さった
タクシーの運転手さんがとても取材力(?)のある方で、
なんと講演後、会場前で参加者の方々をつかまえ、
感想を聞き込みして下さった。
ひょえ~。

「皆さん『とても良い内容だった』と喜んでいましたよ!」
とのご報告。
こちらこそ、ありがとうございました☆


ネット時代の性教育 渡辺真由子


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2016年9月2日金曜日

「LGBTとメディア」の人権研修

埼玉県が主催した人権啓発研修会にて
講師を務めた。
人権擁護委員や自治体の人権担当者の方々向け。
県内全域を対象とするため、
場所を変えつつ3回にわたり行ったものである。
広いですな埼玉。

テーマは「インターネット社会における人権侵害」。
LGBTに関する人権課題として、
メディアでの描かれ方の偏りなどを
解説させて頂いた。

私はカナダに住んでいた時に
カナダ人の同性間結婚を取材したことに加え、
日本人が海を渡ってカナダに同性婚を挙げにきた事例も
複数取材しており、そうした経験に基きつつ。

他に、
ネットいじめやリベンジポルノ、個人情報の流出についても
取り上げた。

有り難いことに3回とも会場は盛況で、
主催者の方からは
「大変分かりやすく、丁寧な講義でした」
とのこと。
お役に立てれば何よりです。


【お知らせ】
今月4日(日)午前5時半~
TBS『TBSレビュー』にて、インタビューにお答えしています。
「子どもとテレビ」について(放送エリア:関東)。



【参考文献】

http://www.amazon.co.jp/dp/4335551754/
『リベンジポルノ
~性を拡散される若者たち』


■著者インタビュー記事はこちら


「リベンジポルノなんて、
撮らせる人間が悪いんじゃないの?」

そう思うあなたは、是非どうぞ。







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2013年5月21日火曜日

なぜ同性婚が必要とされているのか(出演)

先日、テレビ朝日ch2『ニュースの深層』でお話した同性婚問題。
内容の詳細が、番組キャスターである津田大介氏の公式サイトにアップされた


オンエアでは話し切れなかった点や、参考資料に関する情報も沢山盛り込まれているので、
同性婚に関心があるあなたには超!おススメ。


私はカナダに住んでいた時に
カナダ人の同性間結婚を取材したことに加え、
日本人が海を渡ってカナダに同性婚を挙げにきた事例も取材したことがあり、
そうした経験からお話をさせて頂いた。
世界の同性婚事情や、日本における課題について。


御一緒したゲストは、
ゲイであることをオープンにしている東京都豊島区議の石川大我氏。
余談だが、
津田氏は1973年生まれ、石川氏は74年生まれ、私も74年度生まれ(75年早生まれ)と、
このへんほぼ同世代なのです。


なお、
カナダの同性婚事情については
『同性間結婚 カナダで合法化』(AERA寄稿)や、『同性婚への道 キャンパス・レポート』でも詳しくご紹介しているので、
よろしければどうぞ。







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2013年3月22日金曜日

同性婚 カナダ合法化への道

*先日『ニュースの深層』(テレビ朝日ニュースター)でお話した同性婚、実は以前に私のメールマガジン『まゆマガ』でレポートを行なったことがある。今回は特別に御紹介!
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【同性婚 カナダ合法化への道】



Same_sex_marriage_2





 その日、SFUキャンパスに急きょ看板が立てられた。イラストには新婚ほやほやの2人の“男性”が描かれている。2005年6月28日、カナダ国会の下院
は、同性同士が結婚することを合法化する法案を可決したのだ。来月にも上院で可決され、正式に認められる。オランダ・ベルギー・スペインに次ぎ、同性婚が合法とされる世界4番目の国の誕生だ。同性同士の結婚にも、年金の受給や財産の相続といった、異性婚と同様の権利が与えられることになる。ゲイやレズビアンの人々からは「これで愛する相手と連れ添うことができる」と喜びの声が上がっている。



 この法案を先頭に立って推し進めたのは、他でもないポール・
マーティン首相だ。首相が繰り返し言っていたのは、「カナダは少数派の人々によって作られている国家だ。各自の権利が尊重されなければならない」という言葉である。まさに、様々な人種、民族が集まった「多文化主義」カナダならではの決断といえるだろう。



 同性愛者はキャンパスでもオープンな存在だ。私の大学には、ゲイ、レズビアン、バイセクシュアルといった人々のためのサークルがある。

の看板を立てたのもこのサークルだ。同性愛者が集う場所であることを大きくうたい、部室も人通りの多い場所に構えるなど、堂々としたものである。キャンパス内には「同性愛の人はこんな健康問題に注意しましょう」と丁寧にアドバイスするパンフレットまで置かれている程だ。授業でも、セクシュアリティ(性的特質)はテーマとして成り立っている。コミュニケーションや女性学といった分野では、同性愛者がたどって来た歴史や社会での地位などを研究する授業があり、
当事者である学生たちも多く学んでいる。



 しかし、いくらカナダが同性愛者に理解のある国といっても、全ての人が彼らに好意的なわけではない。学校でのいじめは存在するし、家族や友人に自分の性的指向を告白することへのためらいも相当なものである。ゲイの友人がいるというカナダ人学生は、
「これまで彼らが味わってきた生きづらさを考えたら、あの法案は当然成立するべきだよ」と語っていた。



 翻って日本はまだまだ、同性愛者への理解が進んでいるとは言いがたい。彼女ら彼らは、どうしても人目をはばからざるを得ない傾向にある。「カナダに来ると肩の力が抜ける。本当の自分に戻れる」というゲイの日本人留学生もいた。マーティン首相は、同性同士の結婚を認めることで「カナダは世界の手本となるだろう」と語っている。お互いの違いを受け入れ、個性として尊重する。そんな価値観に触れるのも、この国に留学するからこそ得られる経験のひとつだろう。



(レポート内容は2005年当時)



*日本からカナダに渡った同性婚カップルへの取材ルポはこちら





      



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2013年3月16日土曜日

『ニュースの深層』で同性婚特集

『ニュースの深層』(テレビ朝日CS)の収録を終えたところ。



テーマは「同性間結婚」。



私はカナダに住んでいた時に
カナダ人の同性間結婚を取材したことに加え、
日本人が海を渡ってカナダに同性婚を挙げにきた事例も取材したことがあり、
そうした経験からお話をさせて頂いた。
世界の同性婚事情や、日本における課題について。



御一緒したゲストは、
ゲイであることをオープンにしている豊島区議の石川大我氏。キャスターは津田大介氏。18日(月)オンエアばい。



なお、
カナダの同性婚事情については
『同性間結婚カナダで合法化』(AERA寄稿)や、『同性婚への道キャンパス・レポート』でも詳しくご紹介している。



*追記:オンエア内容の超!詳細版は津田氏の公式サイトに掲載











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