2026年8月24日月曜日

県教委で「令和のネットリテラシーと人権」講演(高齢者向け)


群馬県教育委員会事務局 東部教育事務所からご依頼を頂き、講演を務めた。

テーマは「インターネットによる人権侵害」。

東毛地区人権教育推進連絡協議会が主催した、人権教育指導者のための研修会である。
人権・学校教育関係者や教職員、PTA会員の皆さんがご参加。
 

依頼者の方は、私が以前出演したTBSラジオ『オヤノココロコシラジ』でのネットリテラシーの話を聴かれたそうで、「この内容を、幅広い世代の方にも聴いてほしい」とのことであった。 

参加者の多くは高齢の方であることから、「生成AIやSNSトラブル、フェイクニュースといった、令和時代のネットと人権の課題を知り、どのように関わっていくべきなのかを学ぶ機会にする」という趣旨。最近は地域の高齢化に伴い、こうしたご要望も増えている。

 

 講演は『令和時代のネットリテラシーと人権を考える』と題し、以下の内容をお話:

ネット・SNSがトラブルを招きやすい理由
・対策キーワード: 「ネット・SNSリテラシー」とは?

 <子どものトラブル>
 1.ネットいじめ
 2.リベンジポルノ・自画撮り被害
 ☆性的トラブルとジェンダー

<高齢者のトラブル>
1.フェイクニュース
2.誇大・偽装広告

ネットいじめに関しては、新たな形態として「性的ディープフェイク」も解説。
 

実際にSNS等を利用する際に、今日聞いたことを意識していきたい」
見方や考え方の幅が広がった」
など、多くのご感想が寄せられた。
ありがとうございます!

なお、講演には新聞2社の取材が入った(上毛新聞、桐生タイムス<画像・有料記事>)。

ちなみに群馬県教育委員会の東部教育事務所では、15年ほど前にも講演を務めたことが。
懐かしいことだんべー。
 

 




渡辺真由子の講演
 
渡辺真由子 公式サイト

http://www.mayumedia.com/



2026年8月12日水曜日

YouTube『Mちゃん』がスタート

 

まさかのYouTubeを始めることになった。

その名も『Mちゃん』(渡辺真由子のMAYUMEDIAチャンネル) 

私としてはこれまで書籍や論文、あるいはこのブログやnoteといった活字媒体で発信をしてきたので、ハッキリ言ってそれで充分だと思っていた。 

ところが最近、YouTube配信へのリクエストを頂くようになったのである。

どうも世の中には、活字よりも、動画による情報接触を好む人々がいるらしい。

よって、ついに重い腰を上げることにした。

 

では、YouTubeをどのようなテーマでやるか。

ここで思い出したのは、私が社会人生活30年で貫いてきた、「人々の生きづらさをなくしたい」という使命である。

せっかくなので映像媒体の特性を生かし、実際に生きづらさを抱える当事者の方に、インタビュー取材をさせて頂く。 

今後は「子ども性暴力」や「育児」に関する、女性の生きづらさを取り上げていく予定だ。

他にも色々と理由はあるのだが、そのへんは『Mちゃん』初回をどうぞ。 
*運営は銀座MAYUMEDIAカレッジ

 




渡辺真由子の講演
 
渡辺真由子 公式サイト

http://www.mayumedia.com/



2026年6月9日火曜日

「SNSリテラシーと子どもの性」講演

 


都内オフィスのスタジオから、オンライン講演を務めた。
テーマは「SNSリテラシーと子どもの性」。
全国の行政・医療・教育関係者の方々、約300人が対象。

こちらは一般社団法人 日本家族計画協会が主催する「思春期保健セミナー」の一環。
「JFPA 思春期保健相談士Ⓡ」の養成も兼ねており、私もかねて担当させて頂いている。

リベンジポルノや性的脅迫(セクストーション)、性情報リテラシー®︎に加え、今年は新たなトピックとして、性的広告やAI創作物と児童ポルノ禁止法をめぐる「子どもの『性の対象化』」問題をお話した。

子どもを性的に描いた、日本企業による創作物広告が、海外で規制対象となった事例も紹介。

性的広告のゾーニングや自主規制だけでは、子どもを守れない理由を解説している。

お世話になった皆さま、ありがとうございました!

<参考>
【性的広告】研究発表&勉強会 

 



渡辺真由子の講演
 
渡辺真由子 公式サイト

http://www.mayumedia.com/


 

2026年5月29日金曜日

ハワイ就職への道-会社を辞めてカナダ留学(9)

 

新たな活動の準備に追われ、なかなかブログに手を付けられず失礼致しました。

新たな活動ってナニ?と思ったあなたは、とりあえずメルマガに登録しておきましょう。 

そうこうしているうちに、あっという間に夏日が増え、そろそろハワイ熱がうずき出している方も多いはず。急きょ、我がハワイ体験をレポートしよう。

----------------------------


突然、ハワイで働こうと思い立った。来学期は1月~3月で、カナダが最も寒い時期にあたる。温暖とされるバンクーバーですら、11月には雪が降り出す始末だ。スキーやスノーボードという単語を聞くだけで身震いする私が、常夏ハワイへ脱出したくなるのも無理はないではないか。

私の大学には「Co-operative Education(Co-op)」という、一定の期間休学して企業で研修するプログラムがある。しかも有給。単位には換算されないが、研修先の企業にそのまま就職するケースも多く、学生には人気の制度だ。

プログラム参加希望者は、企業に応募するノウハウを学ぶために、大学開催のワークショップを受ける。私も出席してみた。

まずは履歴書の書き方である。自分のスキルをとにかく大げさに、自信満々にアピールするのがコツだそうだ。「Excellent」の連発は当たり前。

なかでも重要なのは職歴(アルバイト)である。学生には酷な話だが、北米では、企業が学生に関連分野の職歴を求めるのは常識だ。しかし人気職種の場合、アルバイトは狭き門なので、学生たちはボランティアに走る。カナダには、こうした学生の受け皿となるボランティアの仕事がごまんとあるのだ。

だがその経験を履歴書に載せる際は、「“ボランティア”だったことは伏せましょう。仕事は仕事です」と大学のマニュアルは指示している。どこまでも強気である。

次は、日本にはないカバーレター。紙1枚に手紙のようなスタイルで志望動機を書く。ここで大事なのは、「なぜこの会社で働きたいか」よりも「この会社に自分はどう貢献できるか」を強調することである。「こんなスゴい能力を持つ私が働いてあげてもいいって言ってんだから、採用しないと大損よ」という位の傲慢な調子が望ましいようだ。謙遜などという概念は存在しないと見た。

最後は面接について。企業側からの質問は自己PRや志望動機など、日本と変わらない。ただ面接官と最初に握手をするため、相手の目を見ながらしっかり握らないと、自信がないと判断されるらしい。また、面接時間は1時間以上もザラで、人柄をじっくり見られる。日本の1人10分トコロテン方式とは大違いだが、そのぶん書類選考でかなり絞られるという。

さて、肝心のハワイ求職活動の結果だが、私は就職活動も仕事も日本で経験があるため、英語が母国語でないことを除けば、他の学生に比べ有利だったといえる。履歴書を送った企業からは次々とコンタクトをもらった。

だが、ハワイという島は各企業の規模が小さく、1学期間という超短期で、しかも有給でとなるとなかなか条件が折り合わない。さらに、月10万円以下のアパートが見つからない住宅事情、ビザを取る手続きの煩雑さなど、思った以上に多くの壁に直面してしまった。

そんなわけで、来学期もバンクーバーで冬将軍と闘う羽目になるだろう。しかし、ハワイへは近いうちにきっと乗り込むつもりである。


(初出:『現役ジャーナリストが語るカナダ大学留学レポート』スペースアルク、2005)

 

 

 

 

 

 



渡辺真由子の講演
 
渡辺真由子 公式サイト

http://www.mayumedia.com/



2026年4月23日木曜日

【性的広告】研究発表&勉強会


私が代表を務めるシンクタンク『メディアと人権研究所MAYUMEDIA』が先日公表した、性的広告をめぐる研究結果について、報告を兼ねた勉強会が開催された。

「性的広告はなぜ法規制されない? ~子どもを『性の対象化』から守るために~」をテーマに、以下のポイントをお話:

・性的広告の定義

・性的コミック広告と法律

・「児童ポルノ禁止法」国会審議の実態

・国による対策と課題

聴講者のご感想など、詳しくはこちらをどうぞ。 

 

 



渡辺真由子の講演
 
渡辺真由子 公式サイト

http://www.mayumedia.com/



2026年4月16日木曜日

仕事の片手間にできる英語上達法-会社を辞めてカナダ留学(8)

 

なにやらバタバタしていたら、あっという間に新年度を迎えているではないか。

今年こそ英語力をアップするぞ、と心に決めている人も多いだろう。

今回は、私が社会人留学を前に取り組んだ、とっておきの(?)英語勉強法をお伝えする。

--------------------

社会人のあなた。お金も時間もかけず、効率良く英語力を伸ばす方法を模索してはいないだろうか。

高い授業料を払い、貴重なプライベートタイムを割いてまで英会話学校に通う必要はない。ハードで不規則な業界に勤めていた私でも続けられた、効果的な英語学習法を今回はお教えしてしまおう。学生のあなたは時間に余裕があるのだから、なおさら完璧にマスターできるはずだ。

あれは3年前のことである。留学する意志を固め、学生時代以来、実に久しぶりにTOEFL(CBT)を受けてみた。結果は・・・<続きを読む>

 

 

 

 

 



渡辺真由子の講演
 
渡辺真由子 公式サイト

http://www.mayumedia.com/



2026年3月4日水曜日

性的広告が法規制されないのはなぜ? 児童ポルノ禁止法改正の審議検証で判明した「規制反対ありき」の実態

 


性的広告(いわゆる「エロ広告」)がなぜ法規制されないのか、疑問に思ったことはないだろうか。

子どもを性の対象として描く、マンガやCGといった創作物による広告(創作児童ポルノ広告)を、児童ポルノ禁止法は規制対象にしていない。

国会はどのような議論を経て、創作物を同法で規制しないと結論づけたのか。

児童ポルノ禁止法の改正をめぐる国会議事録を検証すると、関係団体に忖度する一方、科学的データは軽視する「規制反対ありき」の議論の実態が明らかになった。(解説: 渡辺真由子/シンクタンク『メディアと人権研究所MAYUMEDIA』代表)

 

 <本研究のポイント>

●「性的創作物と子どもの権利侵害」をめぐる調査研究をやめたのはなぜ? 「関係団体からの懸念を踏まえ……」

●児童ポルノ禁止法の設計者に「創作物への問題意識」はあったが

●科学的データを軽視①-「性的創作物による影響」可能性がある性犯罪事例を、一蹴

●科学的データを軽視②-調査研究は拒否する矛盾

●国際動向や子どもの人権をめぐる視点の乏しさ

●国際条約への言及もなし

●<結論> 関係団体に忖度した、「規制反対ありき」の議論

全文を読む 

 

 

『M研ニュースマガジン』の受け取りはこちら↓

メルマガ購読・解除

メディアと人権研究所MAYUMEDIA 公式サイト

http://www.mayumedia.com/