2024年2月21日水曜日

ネットいじめ講演@名古屋

 

『インターネットと人権~深刻化するネットいじめ その現状と大人の役割~』
と題して、講演を務めた。

一般市民の方々へ向けたもので、主催は名古屋市と名古屋市教育委員会。

・スマホ、SNSは「いじめ」をどう変えたか

・ネットいじめの手口

・大人はどんな対策が必要か
ー応急処置法
ー根本解決法

・ミニ・ワークショップ

……といった内容をお話。

私の講演では、
データやネット検索ではわからない、
実際に子どもや親、教師の生の声を取材した「現場感覚」をお伝えするようにしている。

「ネットいじめを防ぐために、自分に何ができるか?」を話し合ってもらったワークショップは、主催者の方も驚くほどの盛り上がりぶりを見せた。

お世話になった皆さま、ありがとうございました!

ちなみに何を隠そう愛知県生まれの私にとって、名古屋は懐かしい土地。
講演終了後はもちろん「味噌カツ」を食べに行きましたみゃ~。

 【参考文献】

『大人が知らない ネットいじめの真実』(渡辺真由子著)






 『リベンジポルノ~性を拡散される若者たち~』(渡辺真由子著)


 




『子どもの秘密がなくなる日~プロフ中毒ケータイ天国』(渡辺真由子著)

 

 





「SNSリテラシー教育」をオンラインで学ぶ

 

 

 

 

このブログの更新チェックが面倒なあなたはこちら↓

メルマガ購読・解除

性的同意とメディア






 

 

講演のお問い合わせ

渡辺真由子 公式サイト

http://www.mayumedia.com/




2024年1月23日火曜日

「表現の自由」と創作子どもポルノ~AI時代に子どもをどう守るか②

 







シンクタンク【メディアと人権研究所MAYUMEDIA】が昨年末に創刊した論文集『メディアと人権ジャーナル』。おかげさまで、早くもお読み頂いている。

同ジャーナルは政策関係者向けのカタめの内容となっているため、
一般の方向けに、抜粋した内容を解説していく。

今回のテーマは、「表現の自由」と創作子どもポルノ。

表現の自由は大切な私たちの権利だが、無制限ではない。
憲法上の「公共の福祉」によって制限される。

では、マンガやアニメ、ゲーム、あるいは画像生成AI等で、子どもへの性的虐待を娯楽として描く『創作子どもポルノ』についてはどうだろうか? 

重要なのは「バランスのとれた表現基準」の策定だ。

詳しくはこちらから。


▶▶【総合解説】AI時代の創作児童ポルノ問題

 

☆このブログの更新チェックが面倒なあなたはこちら↓

メルマガ購読・解除


性的同意とメディア







 

講演のお問い合わせ

渡辺真由子 公式サイト

http://www.mayumedia.com/



2024年1月12日金曜日

シンクタンク『メディアと人権研究所MAYUMEDIA』を設立

 

なんとか松の内の間に、ブログを更新することが出来たでぇ(大阪商人スタイル) 。
今年もよろしくお願いします。

実はコッソリとシンクタンクを立ち上げていたことにお気づきだろうか。

自分のシンクタンクを持つというのは、以前から関心があったことである。

というのも、「アカデミック・アクティビスト宣言」でお話したように、 私は「尊厳を重んじあう社会」の構築を目指してこの20年近く、本や論文を書いてきた。だが、いまの日本がそのような社会に到達したとはまだまだ思えない。

このため、諸々に書き散らかしてきた本や論文の内容を整理し、具体的な政策提言に落とし込む場が必要と考えたのである。

本シンクタンクでは、いじめ自殺やSNSトラブル、ジェンダー表現や性表現、子ども性暴力などの人権問題を対象に、メディア・リテラシーの観点から取材研究・政策提言・人材教育を行っていく。
日本のみならず、世界全体で「尊厳ファースト」の実現を目指す。

もちろん、特定の組織におもねることのない、独立系シンクタンクだ。

公式ホームページ上の情報は今後、じわじわと充実させていくので、気になるあなたは取り急ぎメルマガに登録しておきましょう。

 

 【メディアと人権研究所MAYUMEDIA】

■設立■ 2024年1月

■代表■ 渡辺 真由子

■ 事業内容■ 独立系シンクタンク。SNSいじめ自殺、ジェンダー、子ども性暴力などの人権問題を対象に、メディア・リテラシーの観点から取材研究/政策提言/人材教育を行う。

■公式ホームページ■ https://www.mayumedia.com

■所在地■ 東京都中央区銀座7

 

☆このブログの更新チェックが面倒なあなたはこちら↓

メルマガ購読・解除


性的同意とメディア






 

 

講演のお問い合わせ

渡辺真由子 公式サイト

http://www.mayumedia.com/





2023年12月20日水曜日

『女性の生き方とメディア~自分らしく生きる』(講演)

 

『女性の生き方とメディア~自分らしく生きるためのノウハウ~』
と題して、講演を務めた。

群馬県みどり市主催の男女共同参画講演会(法務省委託事業)にて。
市民の方約100人が対象。

「性別役割分業をはじめとした伝統的な性役割観に関し、普段から目にするメディアとジェンダーの関連についてなど、聴講者が自身の無意識の偏見に気づくきっかけとしたい。」
との御要望であった。

講演では、以下の内容をお話:

 <メディアを読み解いてみよう>
・メディア・リテラシーとは?
・ニュースの作られ方
<メディアが操る!? 女性の生き方>
・ジェンダーとメディア
①恋愛・結婚・出産
②仕事・家庭
・自分らしく生きるために

「このような切り口での講演は初めて聴きました」
と、主催者のベテラン職員の方。


 

このテーマでの講演は、「女性活躍」という言葉がまだ珍しかった10年以上前から行っているが、
メディア・リテラシー自体が、日本ではまだまだ新しい分野なのだろう。

テレビ局という安定かつ高待遇の職を捨て、海外へ飛び出した経験を持つ私だからこそ、
ジェンダー研究者として言えることがあるようにも感じている。

ちなみに本講演の企画は、
大学でジェンダーを学んだ若い職員の女性が担当したという。
行政にこうした人材が増えることで、日本の社会も女男共同参画へと、着々と変わっていくことを期待したい。

講演の模様は、上毛新聞(『女性の人生にメディア影響 ジャーナリスト渡辺さん講演』)や、両毛タイムス(画像)など、新聞各紙で報道された。

お世話になった皆さま、ありがとうございました!

 

 ジェンダー表現に関する監修・アドバイス

 

【参考文献】


『オトナのメディア・リテラシー』
渡辺真由子著

 

 

 

 

 

☆メディア・リテラシーとジェンダーをオンラインで学ぶ

 

 

 

 

☆このブログの更新チェックが面倒なあなたはこちら↓

メルマガ購読・解除


性的同意とメディア







 

講演のお問い合わせ

渡辺真由子 公式サイト

http://www.mayumedia.com/



2023年11月30日木曜日

『メディアと人権ジャーナル』を創刊 ~AI時代に子どもをどう守るか~

 

なにやらバタバタしており、あっという間に今年の終わりが見え始めてしまった。日々の近況はX(旧Twitter)でも発信しているので、まゆマニアなあなたはチェックをどうぞ。

さて最近、「生成AI」という言葉を聞くことはないだろうか。

AIとは人工知能のこと。
生成AIとは、さまざまなコンテンツ(絵や文章、音声など)を新たに生み出すことが出来る人工知能を指す。

この生成AIを使って、児童を性的に虐待する画像を創作し、売買する動きが、日本のソーシャルメディアなどで広がっている。イギリスの公共放送BBCが今年6月に報じた。

 「日本では、性的な漫画や子どもの絵の共有は違法ではない。」とBBCは批判する。

その後、日本の一部報道も、 生成AIで創作されたとみられる児童の性的画像が、国内サイトに大量に投稿されている実態を明らかにした。

創作された児童の性的画像(創作児童ポルノ)については、私は10年以上前から問題性を指摘してきた。日本が対策を放置し続けたことが、現在の事態を招いたといえよう。

今後はAIによるものも含め、創作児童ポルノ対策のあり方について、早急に議論を深めることが求められる。それゆえ、参考資料として論文集『メディアと人権ジャーナル』を創刊した。

創作児童ポルノをめぐる理論や、科学的データ、創作児童ポルノが影響したとみられる子どもの性被害事例等の立法事実を解説する。
「子どもをどう守るか」という政策課題を分析した上で、解決のための理論的基礎を提供し、制度改革の方向性を示すものである。

メディアと人権ジャーナル 2023 Vol.1 No.1

―― 目 次 ――

はじめに 

創作子どもポルノはなぜ問題か

1 「表現の自由」と創作子どもポルノ

(1)   表現の自由の限界

(2)  創作子どもポルノをめぐる現実と科学的データ

(3)   創作子どもポルノ問題の本質

2 子どもの性被害とメディア

(1)   狙われる子どもの性

(2)   性的メディアにおける描写の問題点

3 国際社会から日本への批判

(1)   子どもの商業的性的搾取に反対する世界会議

(2)   海外の性犯罪にも使われる日本製創作子どもポルノ

4 研究の目的と手法

(1)   問題意識と研究目的

(2)   リサーチ・クエスチョン

(3)   調査手法

 ▶購入サイト

 
なお、上記は政策関係者向けのカタめの内容となっている。
一般の方向けの解説は、こちらで随時行っていく。

 

▶▶【総合解説】AI時代の創作児童ポルノ問題

 

☆このブログの更新チェックが面倒なあなたはこちら↓

メルマガ購読・解除


性的同意とメディア







 

講演のお問い合わせ

渡辺真由子 公式サイト

http://www.mayumedia.com/


 

2023年9月25日月曜日

「ジェンダーとメディア」研修のポイントとは?(インタビュー)

 











行政や企業向けに私が講師を務めている「ジェンダーとメディア」研修について、インタビューをお受けした。
企業研修の総合メディア「キーセッション」より。

研修では、女男共同参画や女性活躍を推進するための『メディアの読み解き方』をお伝えしている。

広報物や発信コンテンツにおける、ジェンダー表現のあり方やチェックポイントについてもアドバイス。

このテーマで講演を始めたきっかけや、私からのメッセージは、記事本文でどうぞ。


ジェンダー表現に関する監修・アドバイス

 

【参考文献】


『オトナのメディア・リテラシー』
渡辺真由子著

 

 

 

 

 

☆メディア・リテラシーとジェンダーをオンラインで学ぶ

 

 

 

 

☆このブログの更新チェックが面倒なあなたはこちら↓

メルマガ購読・解除


性的同意とメディア







 

講演のお問い合わせ

渡辺真由子 公式サイト

http://www.mayumedia.com/




2023年9月11日月曜日

ジャニーズ問題 メディアの自己検証に求められる「ホモフォビア」対策

 「ジャニー喜多川氏による性的虐待問題を報じるべきではないか」

某キー局内の集まり。ある出席者が、局幹部に問い質した。
中学生時代に『
光GENJIへ』(北公次著)を読んでいた私は、幹部はどう返事をするのだろうと、固唾を飲んで見守った。

「関係性があるから出来ない」
幹部はアッサリとかわし、すぐ次の話題へと移っていった。そこには、報道人としての苦悶の表情も、丁寧に説明しようとする姿勢も伺えない。報道すべきかどうかという葛藤など、とっくに捨て去っていたのだろう。
もう何年も前の話である。

ジャニーズ事務所における未成年への性的虐待問題を受け、「メディアの沈黙」にも批判が集まっている。冒頭の事例からおわかりのように、メディアによるジャニーズ事務所への忖度は、長年、当たり前のように行われてきた。

今年9月にはTBS『報道特集』が、メディアの沈黙について取り上げたが、沈黙した理由については掘り下げず、「海外の専門家」や「街の声」を登場させてお茶を濁していた。

自局のプロデューサーにでもインタビューをすれば済む話だろうし、おそらく制作スタッフもそのように切り込みたかっただろう。だが、上層部から止められたのではないか。
「会社ジャーナリズム」の限界を見た思いだった。

今後メディアは、このような事態の再発防止へ向け、自分たちが取引先の性的虐待問題に見て見ぬふりをしてきたことについて、自己検証を実施しなければならない。
その際に求められるのは、メディア内の「ホモフォビア
(同性愛嫌悪)」対策である。

これまた何年も前、私が取材していた男性間のセクハラ裁判について、某有名報道番組は、マンガチックなイラストで面白おかしく報じた。
メディアが同性愛を「ホモ」として笑いのネタにする姿勢はバラエティ番組などでも頻繁に見られ、結果的に男性の性被害を矮小化してきた。
なぜ、メディアにはホモフォビアがはびこるのだろうか。

実はホモフォビアは、軍隊やスポーツチームなど、男性中心の組織でよく見られる。
そこでは「腕力」や「支配力」、そして「女性への性欲」を持つことが『正しい男らしさ』として称賛される。このため、同性を好きになる男性や、性被害を受ける男性は、「男らしくない」として揶揄の対象となるのだ。

メディアも、まさに男性が牛耳ってきた組織である。ジャニーズ事務所における男性間の性的虐待を前にして、「人権問題」と捉える意識が欠如していたことは、想像に難くない。

ホモフォビアの排除へ向け、何が必要か。
当然ながら、男性中心主義を薄めるために、幹部職の女性を増やすことが重要だ。
それにはまず、特に上層部の社員が持つ、ジェンダーをめぐる「アンコンシャス・バイアス(偏った思い込み)を解きほぐしていかねばならない。

おびただしい数の未成年の性被害者を出した今回の事態に、メディアが「自分事」としてどこまで向き合えるか。いまこそ問われている。

 

【参考】

▶マスコミ倫理懇談会「メディアとジェンダー」(講演)

▶研修「ジェンダーのアンコンシャス・バイアスとメディア・リテラシー」

 

講演のお問い合わせ

渡辺真由子 公式サイト

http://www.mayumedia.com/



☆メディア・リテラシーとジェンダーをオンラインで学ぶ

 

 

 

 

☆このブログの更新チェックが面倒なあなたはこちら↓

メルマガ購読・解除


性的同意とメディア