このサイト上の私を見て、
「ナゼに着物姿?」と思った方も多いことでしょう。
実は一年程前から、茶道の稽古を始めたのである。
きっかけは、ふとした思い付きであった。
いつの間にか、私も齢40を超えている。
このトシになればそろそろ、
茶会というものに招かれる機会が巡ってくるのではないか。
だが私は茶の飲み方を知らぬ。
目の前に茶碗を差し出されたとして、
それを両手で取るのか、片手で取るのかも知らぬ。
もし、やんごとなき方の茶会に招かれて、
文字通り手も足も出なかったら……えらいこっちゃ!
と妄想は広がり、
気付けば茶道教室の門を叩いていたのであった。
以来、茶室という静寂な空間の中で、
非日常なひとときを楽しんでいる。
ところで、今月から始まった新元号は「令和」。
「人々が美しく心を寄せ合う」との意味が含まれるという。
これを知った時、
茶道の精神にも通じるのでは、と思い至った。
というのも茶道には、
「一座建立(いちざこんりゅう)」という言葉がある。
茶席にて亭主と客が心を通い合わせ、
気持ちのよい空間を作り上げることを指すらしい。
確かに、私が通う稽古場でも、
参加者同士のコミュニケーションは常に
お互いを思いやり、丁重で、かつ和やかである。
この関係性の快適さが、私が茶道を続ける理由の一つといえよう。
そうしたコミュニケーションの根底には、
相手の尊厳を重んじる気持ちが流れていると察せられる。
まさに「令和の心」 ではなかろうか。
新たな時代がスタートしたいま、
私が茶道を嗜むなかで感銘を受けた「令和の心」を、様々な形で皆さまにお伝えしていきたいと考えている。
ちなみに
茶道をやるなら着物も着たいよね、ということで、最近は着付け教室にも通い始めてしまった。
私の茶道&着物道はインスタグラムでご紹介していくので、
よろしければチェックしてみておくれやす☆
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