2021年1月29日金曜日

「SNSトラブルと情報モラル、メディア・リテラシー」講演(高校生向け)

 

すっかり遅ればせながら、本年もよろしくお願い致します。
ご一緒に、「尊厳が重んじられる社会」づくりに取り組んでいきましょう。

さて年明け早々、静岡県立浜松北高校で講演を務めた。県内有数の進学校で、東京大学元総長の有馬朗人氏などを輩出したことで知られる。


今回のテーマは「SNSトラブルと情報モラル、メディア・リテラシー」。

学校側によれば、自分の身体の画像を送る生徒や、相手から不意に撮影されることへの恐怖心を抱く生徒もいるとのこと。

そこで講演では、

・SNSがトラブルを招きやすい理由
・対策キーワード:「SNSリテラシー」とは?
・個人情報の流出とリテラシー
・リベンジポルノ・自画撮り被害とリテラシー
・被害にあってしまったら

……といった内容をお話させて頂いた。

 生徒の皆さんからは多数のご感想が:

・「とてもためになるお話を聞くことができて良かったです。自画撮り被害の話も印象的でした。相手のことをしっかり考えることが大切だと思いました」
・「SNSの危険性はいままで何度も教えられてきましたが、きょうのセミナーで実例を聞いて、より身近に感じました。リベンジポルノについては、自分だけでは拒否できないこともあるとわかったので、互いに互いのことを思い合える関係性を作ることができればいいなと思います」
・「自分もSNSで知り合った人と話すことがあるので、これはダメだなと思ったことには応じないようにしていきたいと思ったし、トラブルになる前に誰かに相談するようにしたいと思った」
・「SNSは大変よく利用していて、生活の一部となりつつあるため、きょうの話を聞けて良かった。炎上している人を見ると『ありえない!』と思っていたけど、自分も炎上してしまう可能性は結構あるなと思った」
・「リベンジポルノは被害者が写真を撮らせてしまうことが完全に悪いと思っていたが、被害者にも事情があると思うと、多面的に物事を捉えることで少しでもSNSトラブルを防げるのではないかと思う」
・「SNSは昔から利用しているので、自分は使い慣れていると自然に感じてしまっていた。しかし、このような慣れが、SNSでの失態につながってしまうことに気づかされた」
・「今回の講義で具体的なトラブルの例や原因を知ったので、自分がSNSを利用するときは、それらのことを心に留めながら利用できるといいと思った」
・「被害を受けて相談しにくいものであっても、きちんと誰かとつながって、頼れる存在を見つけておくことが大切なのだと思った。それを学ぶことができて本当に良かったと思う」
・「いままで何度も情報リテラシーという言葉を耳にしていましたが、意味をしっかり把握しておらず、重要性もあまり感じていませんでした。しかし今回のセミナーを受けて、情報リテラシーの大切さをすごく実感しました」
・「全体的にとても身近な話だと感じた。リベンジポルノに関しては、今後自分にとって近いものになることもあり得るので、『絶対に撮らない、撮らせない』ことを頭に入れようと思った。今日の講座は、身近なSNSに対する考え方を引き締める機会となった」
・「SNSとどう付き合っていくのか考えさせられた。ステキな講座をありがとうございました」

……などなど。

「生徒たちの印象に強く残ったようです」と担当者の方。

こちらこそ、ありがとうございました!

ちなみに今回は、事前に私の方で講演動画を収録し、送付するというスタイル。
コロナ禍における講演は、もはやリモートやオンラインが当たり前になりつつある。

そして静岡といえば浜名湖でしょう!ということで、以前に現地で撮影した景色をご紹介。想像以上に広大です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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