フジテレビの朝の新番組『めざまし8』が初回(3月29日)、「ジェンダー問題」を特集し、私もスタジオでコメントした。
森喜朗元総理の「女性というにはあまりにもお年」発言や、テレビ朝日『報道ステーション』のウェブCMについて解説。
番組は、女性の参政権獲得から#Me Too運動まで「ジェンダー議論の流れ」を紹介したほか、 ジェンダーギャップ指数における日本の低さも取り上げた。先の『週刊女性』といい、大手メディアがいま、ジェンダー問題に正面から取り組もうとする新たな動きが起きつつある。
「配偶者を人前でどう呼ぶか」についても、男性出演者の間で盛り上がった。「妻」はいいけれど「家内」や「嫁」はNG、というのは、徐々に知られてきているようである。
ちなみに、女性が配偶者を「主人」と呼ぶのも頂けない。夫が主人なら妻は……召使い??
この「主人」という言葉、他人に対しても、丁寧語のつもりで使ってしまいがちなのでタチが悪い。
「配偶者をどう呼ぶか問題」は、なかなかに奥が深いのである。
参考文献はこちら:
『オトナのメディア・リテラシー』(渡辺真由子著、リベルタ出版/電子版)
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