2025年9月26日金曜日

性的ディープフェイクの氾濫を招いた理由とは?(『メディアと人権ジャーナル』最新号)


生成AIを悪用して作った性的創作物、いわゆる「性的ディープフェイク」について、内閣府は2025年9月、「さらなる被害拡大が懸念される」との調査結果を示した。なぜ、このような事態を招いてしまったのか。

 

海外では性的ディープフェイクの法規制が進むが、日本には現時点で、直接的な規制はない。日本の児童ポルノ禁止法は、実在しない子どもを性的に描くマンガやアニメ・ゲーム等の性的創作物を、規制対象外としているとみられてきた。このため、やはり創作物である性的ディープフェイクに対しても、処罰が困難との声があがる。

 

はたして児童ポルノ禁止法は、どのような議論を経て、性的創作物を規制しないという決定に至ったのか。メディアと人権研究所MAYUMEDIA(M研)が発行する『メディアと人権ジャーナル』最新号では、同法をめぐる国会でのやりとりや関連団体の動きを分析し、我が国の対応が鈍い理由を明らかにする。

 

『メディアと人権ジャーナル』2025 Vol.2 No.2
児童ポルノ禁止法の第2次改正に関する立法過程
―― 目 次 ―― 

1 立法関係者の議論と分析
(1)   立法関係者の議論
(2)   立法関係者の議論の分析

2 出版業界の議論と分析
(1)   出版業界からの意見表明
(2)   出版業界の議論の分析
 
3 弁護士会の議論と分析
(1)   弁護士会からの意見表明
(2)   弁護士会の議論の分析

⇒お求めはこちらから。

 

 

このブログの更新をいち早く知りたいあなたはこちら↓

メルマガ購読・解除

渡辺真由子の講演
 
渡辺真由子 公式サイト

http://www.mayumedia.com/






2025年9月4日木曜日

「ネットいじめの現状と対策」講演(インターネットと人権)

 
「深刻化するネットいじめ その現状と大人の役割」と題して講演。
埼玉県久喜市のPTA人権教育研修会にて。
同市教育委員会が主催した、「インターネットによる人権侵害」に関するイベント。
 
●スマホ・SNSは「いじめ」をどう変えたか
●ネットいじめの手口
●大人はどんな対策が必要か?
 -応急処置編
 -根本解決編
 
……といった内容をお話。
新しい性的いじめとして、「性的ディープフェイク」に対するネット・リテラシー教育についても解説した。
 
質疑応答では、会場参加者から
「ネット・リテラシーは子どもたちに何歳頃から教えればいいか」
とのご質問が。
 
ユネスコの『国際セクシュアリティ教育ガイダンス』は、
インターネットやソーシャルメディアの安全な使い方について、
5歳から教えるよう推奨している。
 
私が代表を務める性情報リテラシー®教育協会でも、
小学校入学前後の子どもとその保護者を対象としたSNSリテラシー教育教材を開発し、出張授業に対応中。関心がある方はこちらからチェックを。 

ところで、
私の講演会は行政主催が大半であるため、
手話通訳が付くことが多い。
 
手話通訳の方々は非常に勉強熱心で、事前に私の講演内容について調べたり、私が話すスピードを動画で確認したりしてくださる。

今回の講演会では、参考文献『大人が知らない ネットいじめの真実』(渡辺真由子著)を手話通訳の方が購入され、読んでいてくださった。

もちろん、喜んでサインさせて頂きました。
全国の手話通訳の皆さま、いつもありがとうございます! 
 
 

このブログの更新をいち早く知りたいあなたはこちら↓

メルマガ購読・解除

渡辺真由子の講演
 
渡辺真由子 公式サイト

http://www.mayumedia.com/