生成AIを悪用して作った性的創作物、いわゆる「性的ディープフェイク」について、内閣府は2025年9月、「さらなる被害拡大が懸念される」との調査結果を示した。なぜ、このような事態を招いてしまったのか。
海外では性的ディープフェイクの法規制が進むが、日本には現時点で、直接的な規制はない。日本の児童ポルノ禁止法は、実在しない子どもを性的に描くマンガやアニメ・ゲーム等の性的創作物を、規制対象外としているとみられてきた。このため、やはり創作物である性的ディープフェイクに対しても、処罰が困難との声があがる。
はたして児童ポルノ禁止法は、どのような議論を経て、性的創作物を規制しないという決定に至ったのか。メディアと人権研究所MAYUMEDIA(M研)が発行する『メディアと人権ジャーナル』最新号では、同法をめぐる国会でのやりとりや関連団体の動きを分析し、我が国の対応が鈍い理由を明らかにする。
『メディアと人権ジャーナル』2025 Vol.2 No.2
児童ポルノ禁止法の第2次改正に関する立法過程
―― 目 次 ――
1 立法関係者の議論と分析
(1) 立法関係者の議論
(2) 立法関係者の議論の分析
2 出版業界の議論と分析
(1) 出版業界からの意見表明
(2) 出版業界の議論の分析
3 弁護士会の議論と分析
(1) 弁護士会からの意見表明
(2) 弁護士会の議論の分析
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