2015年12月10日木曜日

「リベンジポルノ本」完成の裏側

http://www.amazon.co.jp/dp/4335551754/

本書の企画が持ち込まれた時、
実は受けるかどうかを迷った。

「リベンジポルノなんて、
ごく一部のチャラチャラしている若者が、
プライドもなく
自分の裸を撮らせるから
起きているのだろう。
擁護する必要などあるのか」。

そんな思いが、私の脳裏をよぎったのだ。

だが、迷っている間も、
リベンジポルノのトラブルを見聞きする機会は
日増しに多くなる。
自分の性的な画像がネットに出回ることが、
どれほど苦痛かを想像して背筋が寒くなる。

一方、
巷には「撮らせた人間が悪い」と
被害者を非難する論調が幅をきかせるばかりで、
有効な打開策が出てこない。

長年にわたり若者のネット利用をめぐる問題を取材して、
彼女ら彼らの心理にはそれなりに詳しいつもりの私ですら、
性的な画像を撮らせる行動が理解出来ないのだ。
若者と接する機会の少ない人であればなおさらだろう。

「もはや撮らせる若者の思いを解明しなければ、
リベンジポルノの被害は食い止められないのではないか」。

私は、当事者たちを取材することに決めた。

そして、わかったこととは……

ご確認下さい>

お陰さまで、
多くのサイトでご紹介頂いています!