2012年9月29日土曜日

ネットいじめ講演 in 香川

香川県三豊市が主催した人権・同和問題講演会にて
講師を務めた



テーマは「深刻化するネットいじめ その現状と大人の役割 ~青少年の健全育成と人権~」。
ネットいじめを中心とした、インターネットによる人権侵害の現状と対策についてお話した。



ところで、香川といえば「うどん県」ですね。
ケンミンの方に聞いてみると、
朝からうどん、昼も夜もうどんと3食続きでも全く平気なのだそうな。
一杯200円前後なので、ファストフード感覚で頂けるらしい。



うどんばかり食べるなら、油分が少なくてさぞかしヘルシーでは……と思ったら、
麺には意外に塩分が多く、摂りすぎてしまうのが悩みのタネだとか。



実は「うどん県副知事」を任命された俳優の要潤氏は、
この三豊市の出身だそう。



そんなわけで私も頂きました!
生醤油の讃岐うどん。



生姜とネギがのったうどんに
醤油を回しがけて食べる、未知の体験。



これが結構合うんですねえ。
歯応えも良く、美味しゅうございました。








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2012年9月25日火曜日

『性情報リテラシー』8.女性のノーはやっぱりノーか

お待たせしました!久々の連載再開です。今後も随時掲載予定。

メッセージ 
 >前回

(新聞連載) 

-------------

 「嫌よ嫌よも好きのうち」という言葉を、聞いたことがあるのではないだろうか。女性が嫌がるのは口先だけで本心は逆、との意味だ。

 ヒロト(関連情報)は、この言葉をまさに信じ込んだ1人である。ナンパした女の子を、食事の後に「ホテルどう」と誘った。「行って何するの」と問われ、「映画でも見よう」と答えた。「絶対何かするじゃん」と彼女は警戒する様子を見せたが、「しないから」と一緒にホテルへ。

 「その時点では、相手はHする理由をつけて欲しいのかな、と思っていたんですよね」とヒロトは振り返る。

 しかし、いざヒロトが迫ろうとすると、女の子は本当に嫌がった。結局その夜はベッドにヒロトが寝て、彼女は離れたソファーにうずくまり、テレビを見ながら一晩中起きていた。「何もしない」というヒロトを信頼した彼女にしてみれば、だまし討ちにあったようなものだろう。

だが、ヒロトは納得できない。
「その気がないならホテルまで来るなよ、とはめちゃめちゃ思います。思わせぶりな態度を取らず、もっと明確に意思を伝えて欲しいですね」

  女性は口では「ノー」と言っても性交を望んでいる、最初は嫌がってもだんだん気持ちよくなってくる……。こうしたストーリーは、AVや漫画に非常に多い。男性が女性に強引に迫る口実ともなる。

私が女子学生に実施したアンケートからは、女性たちの「ノー」が尊重されていない実態が明らかになった。

「嫌だと言っても聞いてくれなくてとても不快だった。私の気持ちより自分の欲求が大事なのかと、幻滅した」

「寝ている時に無理やり迫られた。 泣いてもやめてくれない」

「ノーと言っても本気のノーとは気づかず、エッチしようとしてきた」

「家にいたときに強引に誘われた。抵抗したが、無理やり手をまとめられた」

 一方、女子のあいまいな断り方が、男子の誤解をまねく場合もある。

エリ(仮名、21歳)は難関私立大学の文学部4年生。北陸出身で、学内の同級生と付き合って1年になる。
気分が乗らない時に彼氏に迫られても、なかなか強く拒否出来ない。

「断り方には気を使います。あまりはっきり断ると、傷ついちゃうんじゃないかと心配なんですよね」

男子がノーの見極め方を迷うように、女子もノーの伝え方を悩んでいる。

エリがいま欲しいのは「ランプ」だという。

 「Hしたいかどうかを示すランプが頭に付くといいのにね、って彼氏と話してるんです。せめて『ノーなんです』ってランプだけでもあれば、お互いに傷つかずに済むから」

続く


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2012年9月22日土曜日

デジタルが変える友人関係と恋愛

 

商品詳細 雑誌『教育と文化』(教育総研)がICTと学校教育について特集し、私も寄稿した。



テーマは「デジタルが変える友人関係と恋愛」。



 「テレビはつまらないから見ない」という声を、いわゆる「デジタルネイティブ」世代である中高生たちから聞くようになった。代わりに携帯サイトを眺めて時間をつぶすのだそうだ。子どもにとって、情報源としての携帯サイトの重要性は、着実に増している。



子どもに人気の携帯サイトは様々あるが、なかでも根強い支持を集めるのか「プロフ」だ。「プロフ」とは、自分のプロフィールを紹介するネット上のホームページを指す。主に携帯サイト向けに、業者が無料でフォーマットを提供している。自己紹介用の画像を載せ、用意された質問項目に答えるだけで完成。不特定多数とのメッセージの送受信も可能だ。



最大手サイトの「前略プロフィール」は、中高生を中心に約450万人の会員数を誇る(ザッパラス、2012)。さらに最近では、スマホ用のプロフアプリを開発する企業も登場し、人気を集めている。



 本稿は、デジタルネイティブ世代によるプロフの利用が、思春期の最重要課題である「友人関係」と「恋愛」のあり方にどのような影響を与えているかを、筆者の取材に基づき読み解いていく。まとめとして、ネット・リテラシー教育の方向性を示唆する。



*なお、子どものプロフ利用実態について更に詳しく知りたい方は
プロフ中毒ケータイ天国~子どもの秘密がなくなる日』をどうぞ。



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2012年9月11日火曜日

30歳からのカナダ留学 (まゆマガ。)

Campus_photo_2


                            【20歳前後のフリをしていた、30歳の頃】





ご好評頂いているメールマガジン『まゆマガ。~貪欲に生きる!技術』が
新たなステージに突入した。
私の就職活動、テレビ局時代を振り返り、退職へ向けた心の持ち方や具体的準備方法などを御紹介したのに続き、
ついに「カナダ留学編」が始まる。



カナダの大学へ入ったのは、30歳になってから。
周りの学生が皆年下だったので、スムーズなコミュニケーションを図るため、
ついつい10歳ほどサバを読んでしまった。
アジア人は童顔だから、なんとか切り抜けられたんですねえ。
パスポートの生年月日欄を見られたらどうしようと、気が抜けない日々であった。



その後、夏期研究で滞在したハワイでも同様。
まぁおかげで、北米の若者のネット文化には詳しくなりました。



「10代からの問題意識を貫いて就職したり、かと思えばポーンと辞めてカナダへ飛んだり、
ハワイで暮らしたいと思ったら実行しちゃったりする人生観とは、どのようなものなのですか?」と
ご質問を受けることがあるが、答えはこのメルマガに書かれている。



カナダ版第一回目のレポートはこちらで全文公開
ちなみに登録月分は無料。



では、「まゆマガ。」でお会いしましょう!






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2012年9月5日水曜日

大津市いじめ対策担当と文科省カウンセラー増員について

4日のテレビ朝日『モーニングバード!』が
前回に続き大津市のいじめ問題を取り上げ、
私もインタビュー出演した。



大津市は今後、
「いじめ対策担当教員」を各学校に1人ずつ置くよう計画しているとのこと。
いじめ対策に集中してあたる人員を確保したいからだろうが、
いじめは校内のあちこちで発生し、対処の手順も煩雑であるもの。



果たして、たった1人の教員にそれを任せては
負荷をかけ過ぎることにならないだろうか。
本来、学校の教員全員が「いじめ対策担当」の意識を持つべきだが、
せめて複数(ベテランと若手の組み合わせなど)の担当者を置いてもらいたいところである。



1人の対策教員にどの程度の権限を持たせるのか、
いじめ対応の専門知識を学ぶ機会を与えられるのか、も問われよう。



一方、文科省はいじめ問題に対応するため、
全国の小中高校や教育委員会に配置するスクールカウンセラーとスクールソーシャルワーカーを、
計1000人規模で増員する方針を決めたという。



いじめの背景には、子どもの心理的な問題や加害者の家庭環境が関わっており、
臨床心理や社会福祉の専門家による対応を充実させることは望ましい。



ただ、学校ぐるみでいじめを隠ぺいしようとする動きがあれば
カウンセラーの行動も制約される恐れがある。
カウンセラーが直接自治体などに、いじめを告発できるホットラインも必要ではないか。



また子どもは、学校内でカウンセラーに相談する姿を他者に見られたくないもの。
メールや電話による相談にも対応することが求められよう。






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2012年8月21日火曜日

八戸市でメディア・リテラシー講演

青森県八戸市が主催する、学校教育関係者向け研修会にて
講演を行った。
「男女共同参画の視点とメディア・リテラシー」がテーマ。



メディア・リテラシーの基本的な理論や、
メディアが発信する情報に「さりげなく」盛り込まれるジェンダー表現について
お話した。



男女共同参画社会を推進する上で、
子どもに接する教員たちのジェンダー意識を高めることが重要と、
八戸市はこのテーマを企画したという。



参加者からは
「メディアから受ける影響の大きさを認識した」
「メディアの発する情報を客観的に捉えることの大切さに気付いた」
「メディア・リテラシーの重要性を改めて実感した」
などの感想が寄せられた。



ちなみに今回の講演、八戸市は
私が過去に講演を務めた地方自治体を通して
依頼してこられた。



実は最近、「他の自治体からの紹介」という形で
連絡を頂くケースが非常に多い。



光栄だが、
地方自治体同士ってライバル関係ではないんですねえ。



そうそう、滞在中に舌鼓を打ったのが
水揚げ日本一を誇るイカや、味噌たっぷりの平ガニ、濃厚なウニ。



なかでもイカは旨味が凝縮され、噛みごたえがあり、
ん~、美味しゅうございました。

そんな八戸市のゆるキャラはその名も「いかずきんズ」。
なにやら類いまれなるセンスを感じます。






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2012年8月16日木曜日

子どもたちへ3.いじめている人へ

*いじめの傍観者被害者、加害者へ向けたメッセージの完結編。
  出典は拙著 『大人が知らない ネットいじめの真実』

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>1.友人を守るために >2.いじめられている人へ





3.いじめている人へ



誰かをいじめているあなた。「いじめはいけません」と学校で散々習っただろうから、自分がやっていることは悪いことだと、頭ではわかっているはずだ。それでもいじめてしまうのは、なぜなのだろうか。



 「あいつはウザいから」「キモいから」、いじめてもいいんだと思うかもしれない。だがそれは、あなたの主観による勝手な判断だ。その人の親は、その人のことをウザいなんて思っていない。赤ん坊の頃から大切に育ててきた、「愛しい」存在だ。



その人は、あなたにウザいと思われるためにそういう言動をとっているわけではない。「ウザい」と思い込むことで、あなたは自分のいじめ行為を正当化したいのだろう。だが、どんな外見や性格も、その人の個性に過ぎない。だから、いじめる理由にはならないのだ。そもそも人間には誰にも、他人をいじめる権利がない。



例えば誰かの性格のある部分を、あなたは「嫌だ」と思うとする。もしその性格が、将来犯罪行為につながりかねないような問題のあるものだったら、先生や親が指導するだろう。あなたがでしゃばる必要はない。もし、その性格のせいでその人とはどうしても仲良くできないというのなら、口頭で柔らかく注意してみよう。でも、性格を変えるかどうかは、あくまでその人が決めることだ。あなたの思い通りにその人が変わってくれなかったからといって、仲間外れにしたりネットに悪口を書き込んだりしてはいけない。「注意」と「制裁」は別ものだ。制裁は「いじめ」であり、あなたにそんなことをする権利はない。



人間は一人一人違って当たり前。自分とは違うその人を認め、その人にもあなたを認めてもらおう。



いじめ行為は、あなたにどんな感情をもたらすだろうか。



人が苦しむのを見ると面白い? 気分がスカッとする? 



そんなふうに思うのであれば、あなたの心は、何らかの不満を抱えている。あなたは、いじめをすることによって相手よりも自分が上だと優越感に浸ったり、ストレスを発散したりしている。裏返せば、それだけ自分に自信がなく、ストレスを溜めているということだ。



そのストレスの原因は何だろう。自分の心に問いかけてみて欲しい。 などの身近な大人に愛されている実感はあるだろうか。「いい子」でいることに疲れていないか。誰かに嫌な目に遭わされていないか。



 そう、いじめをしてしまうあなたも、実は被害者なのである。ストレスに押しつぶされそうになっている現在の環境から抜け出す方法を、ここで考えよう。



 まず、あなたがいくら辛くても、他人をいじめていいわけはない。そのいじめ行為が一時的なものであったとしても、相手の心に一生にわたる傷を残す可能性がある。いじめを受けている人は勉強が手につかなくなり、成績が落ちる。食欲がわかない、眠れない、うつ状態になる、といった症状に苦しむ。ひどいときは不登校になったり、転校をしたりせざるを得なくなる。最悪の場合は命を絶つかもしれない。



 あなたがいじめを止めても、その人は簡単には回復しない。一時期受けたいじめのせいで対人恐怖や人間不信に陥り、就職してもうまく人間関係を築けず、引きこもりになってしまうこともある。あなたが軽い冗談のつもりでやったいじめが、その人の人生を狂わせるかもしれないのだ。あなたに責任がとれるのだろうか。



さらに最近は、過去にいじめられた経験を持つ少年が、無差別殺人などに手を染めるケースも発生している。いじめられた恨みは、それほど深いのだ。



あなたの辛さは、あなた自身と、その原因を作った人、身近な大人とで解決していく必要がある。全く関係ない他人を巻き込んで、ムシャクシャする気持ちのはけ口にしてはならない。



そして、周りに信頼できる大人がいるか見渡してみよう。あなたは親とうまくいっておらず、「親は自分のことをわかってくれない」と悩んでいるかもしれない。そんなときは、思い切って親にその思いをぶつけてみる。口に出して言ってみる。親だって、あなたが何を考えているのかよくわからなくて、上手に接することが出来ずにいるのかもしれないのだ。それでも改善されないのなら、先生や身近な大人に相談してみよう。大人たちの話し合いで解決する問題もあるし、状況次第では、専門機関の手も借りるかもしれない。



親以外の人から嫌な目に遭ったときは、出来るだけ親に伝えよう。遠慮することはない。親はいつだって、あなたに何でも打ち明けてほしいと思っている。



親に言う心の準備がまだ整っていないのであれば、前項「いじめられている人へ」で紹介したように、電話相談やネットで気持ちを吐き出してみるといい。誰にも言えない悩みでも、例えばブログなどに書くことで、心の中が整理される。相談に乗ってくれる人も現れるかもしれない。



 いじめ行為の重さに気づいたら、もう自分を責めるのは止そう。誰かを傷付けたい、という心があなたに育ったのは、あなたに辛い思いをさせた大人の責任だ。いじめっ子というレッテルを貼られた者を大人はただ叱り付けるだけで、その悩みに気づこうとしない。だからこそ、声を上げよう。いじめをしてしまう自分の心の奥にある淋しさや苦しさを、誰かに伝えよう。



新たに誰かをいじめる前に、あなたは、救済されねばならない。





>1.友人を守るために >2.いじめられている人へ



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出典:
 渡辺真由子 著

 
『大人が知らない ネットいじめの真実』



 



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