メディアジャーナリスト。
青少年のメディア利用と男女共同参画を専門に、「メディア・リテラシー」、「ネットいじめ」、「性教育」などの対策を提言。執筆・講演活動の他、新聞・テレビ等でコメンテーターを務める。文科省「ケータイモラルキャラバン隊」講師。慶応大学メディア・コミュニケーション研究所元講師。
慶應義塾大学の国際学術誌
「Keio Communication Review」に、
論文を寄稿した。
ネット上に氾濫する性的有害情報に対して、
日本における規制及びメディア・リテラシー教育の現状と
今後への提言を述べたものである。
今回は英語論文ということで、
以下は英語ユーザーの方向けの概要:
WATANABE Mayuko, ‘Regulations and Media Literacy Education on Online Obscene Harmful Information: A Japanese Perspective.’ Keio Communication Review No.34, 2012.
Abstract
This paper presents a Japanese perspective
on measures against online obscene information. A research question
is set on what kinds of measures are required in order to protect youth from
the harmful influence of online obscene information. The paper firstly examines
measures initiated by both national and local governments as well as by cell
phone carriers, and secondly explores how to protect youth from potential
online obscene dangers toward them. Lastly, the paper investigates the impact
of online obscene information on Japanese young people’s behaviors and values
in comparison with that of other countries in an attempt to provide the basis
for accurate measures. The results of the research found that online obscene
information has some significant impact on young people, including the increase
of the curiosity for obscene crimes.
Keywords: Media literacy;
Internet education; Mobile communications; Contents regulation; Harmful
information; Child pornography
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文科省が青森で開催した
ネット・携帯問題のシンポジウムにて
講演を務めた。
テーマは
「中・高生のネットコンテンツの多様な利用とリスク
~保護者が学び、いかに子どもと向き合うか」。
主に、ネットいじめと性犯罪被害について
保護者や教員の方々向けにお話させて頂いた。
このシンポジウムは
文科省が「ケータイモラルキャラバン隊」と銘打ち、
全国のPTA等と連携して実施するもの。
私は徳島講演に引き続いての担当となる。
今年度最後となった青森のシンポでは、
弘前大学の「ネットパトロール隊」も登場。
なんと学生自らが、
ネット上の問題行動に対する監視や啓発を
行なっているという。
まだネットでキケンな遊びをしたい年頃だろうに、
見上げたものです。
パトロール隊の皆さんは
拙著を読破した上、
東奥日報で連載した「子どもとケータイ」も
読んで下さっていた。恐縮である。
子どもの携帯依存の問題については
特に『プロフ中毒ケータイ天国
子どもの秘密がなくなる日』が
ご参考になるだろう。
それにしても
青森で飲んだ日本酒は美味だった。
確か「じょっぱり」って銘柄だべな。
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今年度から
相模女子大学にて
教壇に立っている。
担当するのは
メディア・リテラシーに関する講義で、
慶応大学メディア・コミュニケーション研究所で
教えてきた内容とも共通する。
それにしても、
女子大で教えるというのは
私がやりたいと思っていたことの1つであった。
女性の生き方は、
メディアが発信するジェンダーイメージに
多分に左右されている。
メディアが描く女性像に
どのようなカラクリがあり、
それがなぜ問題なのかを
メディア・リテラシーの観点から
批判的に読み解く能力は、
女子学生たちに
特に身につけて欲しいものなのだ。
今学期の講義では
そうしたリテラシーの理論と実践を
一通り教えた上で、
最後に
「女性としてどう生きるか」をテーマに
話をした
(以前に秋田講演でも取り上げただぎゃ)。
私がおススメするのは
「負けるが勝ち犬」という生き方である。
酒井順子さんの『負け犬の遠吠え』という本が
ベストセラーになって以来、
「負け犬」という表現は
どうもネガティブなイメージで使われてきた。
だが、あの本が言いたかったのは、
「本当は、『負けるが勝ち』なんですよ」
ということではないか。
私が提唱する
「負けるが勝ち犬」とは、
【負けたフリをしながら、選べる立場を手に入れた人】
を指す。
仕事はどの土地で何をするのか。
結婚するのかしないのか。
子どもは産むのか産まないのか。
人生に様々な転機があるなかで
どの道に進むのかを、
メディアにそそのかされるのでもなく
周囲の雑音に流されるのでもなく
自分の意思で選び取る。
それが出来る人こそが、
「負けるが勝ち犬」であると私は考える。
では、どうすれば
そのような生き方が出来るのか?
これには幾つかのポイントがある。
あなたにも、講演などでお届けする機会があるかもしれない。
学生からの授業評価では
「とても興味を持てた。自分の考えが広がった」
「メディアへの考え方が変わった」等々の声が寄せられ、
「意欲的に取り組んだ」学生の割合も平均以上。
大学では通常教えないような内容を、と
心掛けてきた身としては嬉しい。
そうそう、
余談だが相模女子大学では
来年度から
「文章の書き方」に関する講義も担当します。
お嬢さんにご興味があるようならどうぞ!
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東京書籍が発行する
中学道徳の副読本『明日をひらく』の
平成24年度版に、
拙著『大人が知らない ネットいじめの真実』が
引用されることになった。
以前にご紹介したように、
この教材には2年前から引用されている。
子どもたちはなぜ携帯に夢中になるのか、
どのようなトラブルに巻き込まれているのか、
賢く使うための「ネットリテラシー教育」は
どうあるべきなのか、
といった点を
生徒自身に考えさせる内容となっている。
興味がある方は
お手に取ってみて下さい。
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最近の私の研究テーマは『恋愛リテラシー』である。
恋愛と切っても切り離せないのは「性」でしょう、
ということで
特に「メディアの性情報に対するリテラシー」を
掘り下げている。
メディアの多様化が進むなかで、
いまどきの若者はどのように性情報を入手しているのか?
それらの情報は、恋愛関係にどう影響するのか?
取材やアンケートを重ねるうちに
様々なことがわかってきたので、
こちらで随時ご報告していこう。
【初めてメディアの性情報に接した時期 (アンケート)】
・男子1位……小学5年生未満 54%
・女子1位……小学5年生未満 30%
(回答:都内の大学生男女141人)
小学生の早い段階で性的メディアの初体験を済ませる傾向は、
男子も女子も変わらない。
きっかけは、拾ったり、家族が持っていたり、
子ども向けの雑誌に載っていたり。
現代社会が、
子どもでも性的メディアを目にしやすい環境になっていることの
表れであると考えられる。
小学校高学年から始まる学校での性教育をめぐり、
「性に関して何も知らない子どもたちを刺激し、
『寝た子を起こす』のではないか」
との議論が教育界には根強いが、
子どもたちはとっくに目覚めている。
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アンケートに答えた
若者たちの生の声を、
こちらのメルマガにて詳しく紹介中。
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