2011年8月31日水曜日

愛知でネットいじめ講演

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愛知県教員組合の青年部祭典にて、講演を務めた。
テーマは「ネットいじめ」。
若手の教員の方々約200人に、
ネットいじめの現状と対策についてお話した。



子どもたちのネットの流行は目まぐるしく変わる。
ネットを使いなれている20代の教員の方でも、
携帯を使ったいじめの実態は、初めて知ったという方も多かったようだ。




「子どもたちを守る対策まで教えてもらえ、よかった」
「今、まさに学年で話題になっているもので、勉強になった」
「自分たちの知らないところで、子どもたちが今日聞いたような陰湿なことを
平気でやっていることにびっくりした」
「知っていたつもりだったが、認識の甘さに気付かされた」
「自分のいじめへの対応はどうかと考えました。明日からの教育に生かしたい」
「ネットマナーは「まだいい」ではなく、早いうちから教えるべきだと感じた」
「取材やデータをもとにしたわかりやすい話で勉強になった」
「ネットの怖さ、言葉(文字)の怖さを知った」



……などなど、ご感想を頂いた。



ちなみに
今回のイベントが開かれた大型観光ホテル、
なんと丸ごと愛教組の貸し切り。
館内のどこをうろついても教員だらけ、というのは
なにやらフシギな緊張感がありましたなあ。



追記:
冒頭の写真は
お土産に頂いた「蒲郡みかんわいん」。
全国有数のみかん産地である蒲郡産みかんを、
なんと100%使用。
香料なしなのにフルーティーで、
おつまみ無用で飲めちゃいます◎









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2011年8月26日金曜日

「Hへの不安」とリテラシー

私のメールマガジン『週刊メディリテ!』の
サンプル版(無料)が更新された。



「Hへの不安」とリテラシー



本メルマガは、
AVや雑誌、漫画等のメディアが発信する性情報が
若者の実際の性行動にどのような影響を与えているかを、
女子と男子へのインタビューやアンケートに基づき
ルポしたものである。



メディアの性表現規制を考える際には、
こうした現場の「生の声」に
きちんと向き合わねばならない。



っていうかイマドキの若者に限らず、
昔から人間の性行動は
メディアに踊らされっぱなしやけどな。
まあ、その赤裸々な実態がわかります。



ご興味がある方は、
ご購読下さい




2011年8月9日火曜日

児童ポルノ規制の必要性とは

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児童買春・ポルノ禁止法の改正案を、
民主党が今国会に提出することとなった。



漫画やアニメ、ゲーム等の創作物は
規制の対象外としている。
「表現の自由」への配慮に加え、
「性虐待の被害者が実在しないから問題ない」と
考えたとみられる。



だが、本当に問題ないのだろうか?
折しも私は、メディアの影響に関する世界の最新研究動向を
国内の学会で発表したばかりなので、
ご参考までに、ごく一部を紹介しよう。



メディアが与える主な影響の一つに
「観察学習効果」がある。
受け手はメディアで見た内容を模倣する、
というものだ。
メディアの暴力描写と、それを見た者の攻撃行動との
関連性を調べたアメリカの研究によれば、
映像でも漫画でも、それぞれ影響は生じた
(もちろん性虐待描写も、暴力の一種である)。



ゲームの場合も、
ユーザーをストーリーに参加させる
「相互作用性」により、
観察学習効果を強化させたり
ゲーム内容を現実と混同させやすくなったりするとされる。



しかも近年は
ネットの普及やCGの発達で、
より生身の人間に近いキャラクターを
創作することが可能になっており、
実写と創作物を厳密に区分することは難しい。



このため
児童ポルノに関する研究でも、
実写か創作物かにこだわるより、
その内容のメッセージ性
(「児童も性的対象にしちゃってOK」等)が
問題視されている。



被害が実際に発生してからでは遅い。
もし、本気で
「性虐待の起こりにくい社会」を目指すのであれば、
規制対象に創作物を含めることは
選択肢の一つとなるだろう。



なお、
児童ポルノ規制に関して
私がこれまでに
新聞等で述べた見解は、
メルマガ『週刊メディリテ!』のバックナンバー
お読み頂ける。









ところで上の写真は、
先日訪れた韓国の済州島。
沖縄並みの美しい海で知られるが、
かつて「4.3事件」という大虐殺があった土地。

【参考文献】



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『性情報リテラシー』

 渡辺真由子著(Kindle版)



 望まない妊娠、中絶、デートDV……
  青少年の 「性的有害情報対策」としての
  メディア・リテラシー教育はどうあるべきか?



関連の動き色々








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2011年7月8日金曜日

国際学会で「ネット性情報の規制と教育」

台湾の台北にて開催された国際学会
International Telecommunications Society で、
「ネット上の性的有害情報に対する日本の規制と教育」について
発表した。



以前『慶応大学メディア・コミュニケーション紀要』に
寄稿した内容に関連するものだ。



日本の場合、
携帯からネットを利用する子どもが

海外に比べ非常に多い。
この国の性的有害情報に対する取り組みは、
世界のリーディング・ケースとなる可能性を秘めている。



海外の通信・メディア研究者は

日本の性的有害情報事情に
どのような反応を示したか?



詳細をメルマガ『渡辺真由子の週刊メディリテ!』にて
報告しているので、
ご興味ある方はどうぞ。



【参考文献】
性的有害情報が青少年に与える影響を知るには……
『性情報リテラシー』



Photo


・子ども達はメディアの性情報にどのように接し、
 自らの性行動・性意識にどう反映させているのか?



・「性的有害情報対策」としての
リテラシー教育はどうあるべきか?



 ⇒メッセージ&目次 







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2011年6月17日金曜日

『お・は』でいじめ特集

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教育雑誌『おそい・はやい・ひくい・たかい』の最新号
(ジャパンマシニスト社・発売中)が、
いじめ特集を組んだ。




私も寄稿している。
いじめとメディアの関係や、
女子に独特のいじめの形態と
ジェンダーの影響について。

こちらの本、今号は丸々一冊いじめ特集。
読み応えがあることだろう。



ちなみに
『おそい・はやい・ひくい・たかい』という
雑誌名に、何かを感じ取っただろうか?

普通は「早い・遅い」「高い・低い」という
言い方をしますよね。
つまり「早くて高いこと」は
「遅くて低いこと」よりも優れている、と考えられている。
そうした価値観が、教育現場にも蔓延している。

この雑誌名は、そんな既成の価値観に対する
アンチテーゼなのです。
「遅くて低い」ってのもいいじゃん!ってね。






2011年6月7日火曜日

「性コミュニケーションのズレ」特集

私が発行するメールマガジン
『渡辺真由子の週刊メディリテ!』が
なぜか御好評を頂いているようで、
「まぐまぐ」にて特集された。
ご愛読下さっているアナタのお陰です。



女男間の「性コミュニケーションのズレ」が
このメルマガのテーマ。
「彼女が家に来たからOK」「女性のノーはイエス」といった
雑誌やテレビの情報を鵜呑みにし、
強引に迫ってしまう男子たちの何と多いことか。



「デートDV」は学生たちの間で頻繁に起きている。
女子は泣き寝入りし、警察に届けることもない。



メディアに性情報が氾濫する現代社会で、
性をめぐるコミュニケーションが貧弱化しているのはなぜか?



このメルマガでは、
いまどきの若者たちが
メディアからどんな性情報を得て、
それをどう現実の性生活に応用しているのかを、
赤裸々なインタビューやアンケート調査から
分析する。



メディアの性情報に対するリテラシーを身に付けたい方や
性コミュニケーションに悩んでいる方、
性教育に携わる教員の方や
我が子の性意識・性行動を知りたい保護者の方は、
是非ご購読下さい。



そうそう、最近は
独立した経緯に関してお問い合わせを頂くことが多い。
個別にお答えすることは出来ないので、
今後はメルマガのなかで
私の生き方も振り返っていきたい。
こちらもお楽しみに!



■「性コミュニケーションのズレ」
 メルマガ・インタビュー



■メルマガ登録(サンプル有)



バックナンバー





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2011年6月1日水曜日

インターネット・リテラシー講演

東京都目黒区の男女平等・共同参画センターにて
講演を行なった。
テーマは「インターネット・リテラシー」。



前半で
メディア全般の読み解き方について、
後半で
ネットの特性を踏まえた
リテラシーの必要性についてお話した。



・ネットで情報収集する際の注意点
・「ネット=世論」ではない
・ネットにおけるジェンダー描写



などなど。



「ネット世論のリテラシー」の記事でも述べたように
とりわけネット情報とイデオロギーの関係は
重要なのです。