2011年6月17日金曜日

『お・は』でいじめ特集

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教育雑誌『おそい・はやい・ひくい・たかい』の最新号
(ジャパンマシニスト社・発売中)が、
いじめ特集を組んだ。




私も寄稿している。
いじめとメディアの関係や、
女子に独特のいじめの形態と
ジェンダーの影響について。

こちらの本、今号は丸々一冊いじめ特集。
読み応えがあることだろう。



ちなみに
『おそい・はやい・ひくい・たかい』という
雑誌名に、何かを感じ取っただろうか?

普通は「早い・遅い」「高い・低い」という
言い方をしますよね。
つまり「早くて高いこと」は
「遅くて低いこと」よりも優れている、と考えられている。
そうした価値観が、教育現場にも蔓延している。

この雑誌名は、そんな既成の価値観に対する
アンチテーゼなのです。
「遅くて低い」ってのもいいじゃん!ってね。






2011年6月7日火曜日

「性コミュニケーションのズレ」特集

私が発行するメールマガジン
『渡辺真由子の週刊メディリテ!』が
なぜか御好評を頂いているようで、
「まぐまぐ」にて特集された。
ご愛読下さっているアナタのお陰です。



女男間の「性コミュニケーションのズレ」が
このメルマガのテーマ。
「彼女が家に来たからOK」「女性のノーはイエス」といった
雑誌やテレビの情報を鵜呑みにし、
強引に迫ってしまう男子たちの何と多いことか。



「デートDV」は学生たちの間で頻繁に起きている。
女子は泣き寝入りし、警察に届けることもない。



メディアに性情報が氾濫する現代社会で、
性をめぐるコミュニケーションが貧弱化しているのはなぜか?



このメルマガでは、
いまどきの若者たちが
メディアからどんな性情報を得て、
それをどう現実の性生活に応用しているのかを、
赤裸々なインタビューやアンケート調査から
分析する。



メディアの性情報に対するリテラシーを身に付けたい方や
性コミュニケーションに悩んでいる方、
性教育に携わる教員の方や
我が子の性意識・性行動を知りたい保護者の方は、
是非ご購読下さい。



そうそう、最近は
独立した経緯に関してお問い合わせを頂くことが多い。
個別にお答えすることは出来ないので、
今後はメルマガのなかで
私の生き方も振り返っていきたい。
こちらもお楽しみに!



■「性コミュニケーションのズレ」
 メルマガ・インタビュー



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2011年6月1日水曜日

インターネット・リテラシー講演

東京都目黒区の男女平等・共同参画センターにて
講演を行なった。
テーマは「インターネット・リテラシー」。



前半で
メディア全般の読み解き方について、
後半で
ネットの特性を踏まえた
リテラシーの必要性についてお話した。



・ネットで情報収集する際の注意点
・「ネット=世論」ではない
・ネットにおけるジェンダー描写



などなど。



「ネット世論のリテラシー」の記事でも述べたように
とりわけネット情報とイデオロギーの関係は
重要なのです。



2011年5月26日木曜日

電子書籍版「子どもの秘密」も販売開始

『子どもの秘密がなくなる日~プロフ中毒ケータイ天国』
(主婦の友新書)が、
ついに電子書籍としても、お求め頂けることになった。



PC版が「電子書店パピレス」など
携帯電話版が「ケータイ書店 Booker's」、「どこでも読書」などで
ダウンロード可能。



本は電子で読むに限るよな~、
というアナタはどうぞ。



いや、やっぱ紙でしょ、
というアナタはこちら↓



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・ 子どもの携帯利用実態
・ プロフの危険性
・ ネット・リテラシー教育
・ 大人が取るべき対策































ちなみに最近、
生協の組合員が選んだおススメ本のカタログ「本の花束」でご紹介頂いた。
「子どもを取り巻くネット文化がここまで巧妙化していたとは…
愕然としました」
とのこと。











2011年5月22日日曜日

毎日新聞で「プロフ」連載スタート

22日(日曜)から
毎日新聞くらし面にて、
『親も知らないプロフ~子どもとケータイ』の
連載を、隔週で始める。

子ども達に流行っている「プロフ」の
利用実態をルポしたものだ。

この連載は
共同通信を介し、
全国の新聞に配信されている。
おかげさまで好評を頂き、
掲載紙は現在、約20紙に拡大中:

新潟日報、福井新聞、室蘭民報、山口新聞、北日本新聞、
上毛新聞、秋田魁新報、
下野新聞、神奈川新聞、静岡新聞、
山陰中央新聞、日本海新聞、長崎新聞、南日本新聞
などなど。

教育問題に関心がある方は
チェックしてみて下さい。



2011年5月17日火曜日

秋田で「ネットいじめ・プロフ」講演

秋田市教育委員会が主催する
教員研修会にて、
講演を務めた。



各学校で情報教育を担当する
主任の方々向け。
携帯やネットを使ったいじめの現状と
その対策について、
「プロフ」の実態も交えながら
お話させて頂いた。

講演後、参加者の方々から
下記のような多数のご感想が寄せられた。
恐縮です:



・豊富な取材、執筆活動からの具体的な事案が紹介され、
とても参考になりました。「加害者ケア」の内容は
ショッキングでしたが、日常のモラル指導や心の教育、
道徳教育の一層の充実が必要であると改めて感じました。



・ネットいじめに関して最先端にいる方の話を聞くことが出来て、
良かったと思いました。プロフについてそれなりの知識を持っていた
つもりでしたが、知らない単語も出てきて、担当者として勉強不足を
感じました。



・ネットに限らず、いじめの根本的な部分を理解することが出来て、
今後の教育活動に役立ちました。



・子どもを守る対策として、プロフを安易に禁止しないということを
言われ、「はっ」とさせられました。将来を見据えて根本的なことを
私たち教師が指導することが大切だと思いました。



・具体的な事例や、子どもを守る対策などの提言は、
大変わかりやすく、我々大人、教師の
指針になるものだと思いました。
子どもの心に寄り添うことや、メディア・リテラシーの大切さを
教えられた講義でした。



・丁寧で分かりやすいお話で、初めて知ったことや
これから気を付けて行かなくてはいけないことなど、
とても参考になりました。



『子どもの秘密がなくなる日~プロフ中毒ケータイ天国』
(主婦の友新書)



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・ 子どもの携帯利用実態
・ プロフの危険性
・ ネット・リテラシー教育
・ 大人が取るべき対策













ちなみに、何を隠そう
私には秋田県民の血が入っている。
ハタハタもジュンサイもトンブリも
んまいべな!



2011年5月10日火曜日

「ネット世論」のリテラシー


ネット上で多く見られる意見、すなわち「ネット世論」が
注目されることが多くなってきた。

放射能の恐怖を煽ったとしてネット上で非難され
某週刊誌が謝罪したように、
ネット世論に現実社会が「対応」する例も出ている。
学生が、あるテーマでレポートを書く際に
ネット上だけで情報収集し、
「このテーマに対しては
こういう意見が『社会の主流』です!」と主張することなど
もはや日常茶飯事。



一般的に、ネット世論は次のような形で
広まっていく:



1.個人があるテーマを取り上げ、
ツイッターや2ちゃんねる等で「A」という意見を述べる
 →リツイートや転載で拡散



2.ネット系ニュースサイトが盛り上がりに目を付け、
「ネットではAという意見が『多い』」と紹介
 →共感した人々がさらに拡散

3.そのテーマについては「A」という意見が書かれたサイトが
ネット上に多くなり、検索結果でも上位に来る
 →「多数派」の地位確立



だが、ネット世論は決して
「現実の人々の意見」をそのまま反映してはいない。



ネット上で特定の意見が増えた(ように見える)と、
それと異なる意見を持つ者は
自分を「少数派」だと思い、黙り込んでしまう。
ネット上で反論すると、誹謗中傷を受けたり
自分のサイトが炎上したりするからだ。

その結果、多数派はますます多数派になり
注目を集め、
異論はますます少数派になり、顧みられなくなる。
これを政治学では「沈黙の螺旋(らせん)」という。



ネット世論の場合、重要な役割を果たすのが
2.のネット系ニュースサイトだ。
レビュアー数が一般サイトに比べ格段に多いので、
ここで紹介された意見は
一気に「多数派」への階段を駆け上がる。



だが、そのニュースサイトが
どの意見を取り上げるかを「選ぶ」過程には、
「イデオロギー」が入り込んでいることを忘れてはならない。



(メディアとイデオロギーの舞台裏は
『オトナのメディア・リテラシー』を参照しまっし)
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ネットで情報収集するあなたは、注意しましょうね。
とりわけ、特定コミュニティにハマっていると、
そこの意見が全てであるかのように錯覚しがちやけん。