2011年5月26日木曜日

電子書籍版「子どもの秘密」も販売開始

『子どもの秘密がなくなる日~プロフ中毒ケータイ天国』
(主婦の友新書)が、
ついに電子書籍としても、お求め頂けることになった。



PC版が「電子書店パピレス」など
携帯電話版が「ケータイ書店 Booker's」、「どこでも読書」などで
ダウンロード可能。



本は電子で読むに限るよな~、
というアナタはどうぞ。



いや、やっぱ紙でしょ、
というアナタはこちら↓



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・ 子どもの携帯利用実態
・ プロフの危険性
・ ネット・リテラシー教育
・ 大人が取るべき対策































ちなみに最近、
生協の組合員が選んだおススメ本のカタログ「本の花束」でご紹介頂いた。
「子どもを取り巻くネット文化がここまで巧妙化していたとは…
愕然としました」
とのこと。











2011年5月22日日曜日

毎日新聞で「プロフ」連載スタート

22日(日曜)から
毎日新聞くらし面にて、
『親も知らないプロフ~子どもとケータイ』の
連載を、隔週で始める。

子ども達に流行っている「プロフ」の
利用実態をルポしたものだ。

この連載は
共同通信を介し、
全国の新聞に配信されている。
おかげさまで好評を頂き、
掲載紙は現在、約20紙に拡大中:

新潟日報、福井新聞、室蘭民報、山口新聞、北日本新聞、
上毛新聞、秋田魁新報、
下野新聞、神奈川新聞、静岡新聞、
山陰中央新聞、日本海新聞、長崎新聞、南日本新聞
などなど。

教育問題に関心がある方は
チェックしてみて下さい。



2011年5月17日火曜日

秋田で「ネットいじめ・プロフ」講演

秋田市教育委員会が主催する
教員研修会にて、
講演を務めた。



各学校で情報教育を担当する
主任の方々向け。
携帯やネットを使ったいじめの現状と
その対策について、
「プロフ」の実態も交えながら
お話させて頂いた。

講演後、参加者の方々から
下記のような多数のご感想が寄せられた。
恐縮です:



・豊富な取材、執筆活動からの具体的な事案が紹介され、
とても参考になりました。「加害者ケア」の内容は
ショッキングでしたが、日常のモラル指導や心の教育、
道徳教育の一層の充実が必要であると改めて感じました。



・ネットいじめに関して最先端にいる方の話を聞くことが出来て、
良かったと思いました。プロフについてそれなりの知識を持っていた
つもりでしたが、知らない単語も出てきて、担当者として勉強不足を
感じました。



・ネットに限らず、いじめの根本的な部分を理解することが出来て、
今後の教育活動に役立ちました。



・子どもを守る対策として、プロフを安易に禁止しないということを
言われ、「はっ」とさせられました。将来を見据えて根本的なことを
私たち教師が指導することが大切だと思いました。



・具体的な事例や、子どもを守る対策などの提言は、
大変わかりやすく、我々大人、教師の
指針になるものだと思いました。
子どもの心に寄り添うことや、メディア・リテラシーの大切さを
教えられた講義でした。



・丁寧で分かりやすいお話で、初めて知ったことや
これから気を付けて行かなくてはいけないことなど、
とても参考になりました。



『子どもの秘密がなくなる日~プロフ中毒ケータイ天国』
(主婦の友新書)



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・ 子どもの携帯利用実態
・ プロフの危険性
・ ネット・リテラシー教育
・ 大人が取るべき対策













ちなみに、何を隠そう
私には秋田県民の血が入っている。
ハタハタもジュンサイもトンブリも
んまいべな!



2011年5月10日火曜日

「ネット世論」のリテラシー


ネット上で多く見られる意見、すなわち「ネット世論」が
注目されることが多くなってきた。

放射能の恐怖を煽ったとしてネット上で非難され
某週刊誌が謝罪したように、
ネット世論に現実社会が「対応」する例も出ている。
学生が、あるテーマでレポートを書く際に
ネット上だけで情報収集し、
「このテーマに対しては
こういう意見が『社会の主流』です!」と主張することなど
もはや日常茶飯事。



一般的に、ネット世論は次のような形で
広まっていく:



1.個人があるテーマを取り上げ、
ツイッターや2ちゃんねる等で「A」という意見を述べる
 →リツイートや転載で拡散



2.ネット系ニュースサイトが盛り上がりに目を付け、
「ネットではAという意見が『多い』」と紹介
 →共感した人々がさらに拡散

3.そのテーマについては「A」という意見が書かれたサイトが
ネット上に多くなり、検索結果でも上位に来る
 →「多数派」の地位確立



だが、ネット世論は決して
「現実の人々の意見」をそのまま反映してはいない。



ネット上で特定の意見が増えた(ように見える)と、
それと異なる意見を持つ者は
自分を「少数派」だと思い、黙り込んでしまう。
ネット上で反論すると、誹謗中傷を受けたり
自分のサイトが炎上したりするからだ。

その結果、多数派はますます多数派になり
注目を集め、
異論はますます少数派になり、顧みられなくなる。
これを政治学では「沈黙の螺旋(らせん)」という。



ネット世論の場合、重要な役割を果たすのが
2.のネット系ニュースサイトだ。
レビュアー数が一般サイトに比べ格段に多いので、
ここで紹介された意見は
一気に「多数派」への階段を駆け上がる。



だが、そのニュースサイトが
どの意見を取り上げるかを「選ぶ」過程には、
「イデオロギー」が入り込んでいることを忘れてはならない。



(メディアとイデオロギーの舞台裏は
『オトナのメディア・リテラシー』を参照しまっし)
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ネットで情報収集するあなたは、注意しましょうね。
とりわけ、特定コミュニティにハマっていると、
そこの意見が全てであるかのように錯覚しがちやけん。



2011年4月24日日曜日

【論文】ネット性情報が「歪んだ異性観」を促進する可能性

『慶応大学メディア・コミュニケーション紀要』に
論文を寄稿した。
「ネットの性情報に対する規制と
メディア・リテラシー教育の国際比較」
について。



インターネット上の違法・有害な性情報をめぐり、
・日本の規制とメディア・リテラシー教育の現状
・カナダの規制とメディア・リテラシー教育の現状
を比較、分析した研究結果を報告している。

ネット性情報への対策として、
日本の政策は規制面に偏る傾向があるが、
カナダは教育に力を入れていることが
明らかになった。

また、日本をはじめ世界の若者が
ネット上に溢れる性表現をどの程度目にしており、
そこからどのような「異性観」を得ているかを、
アンケート調査から分析。

注目すべきは、
青少年の異性観に、ネットの性情報が与える影響に関する
以下の結果である:

児童ポルノサイトを見た感想として、
「児童への性的好奇心が高まる」
「児童へ性行為をしてみたくなる」と答えた者が各4.5%いた。

さらに、女性全般への性犯罪と見なされる行為(痴漢や強姦など)を
性的興味を満たすために取り上げるサイトを見た者に至っては、
「そのような性行為への性的好奇心が高まる」と答えた者は
全体で実に1 割近く、9.3%もいた。

ネットをきっかけとする性犯罪の被害者は、「児童だけ」ではない。
児童ポルノのみならず、「ポルノ全般」への規制や教育のあり方も、
今後議論されるべきであろう。

なお本調査は、電通の吉田秀雄記念事業財団から助成を受けた
共同研究に基づく。
近く、海外で開かれる国際会議でも発表する予定である。





2011年4月8日金曜日

子どもにケータイ持たせる?持たせない?

いよいよ新年度のスタートですね。
子どもが中学や高校に進学するという親御さんには、
これを機に携帯電話を持たせるべきか
迷っている方も多いだろう。



「すぐ連絡がつくように」とか
「仲間外れにされないように」といった理由で
子どもに携帯を持たせることを、
私は否定しない。
ただ、持たせたいと思うならば、
次の点に留意頂きたい。



・「ネットに接続しない」という選択肢を検討
 -ネットを利用しないプランもある。
  連絡用であれば、通話とメールで十分だろう。



・フィルタリングの設定
 -有害サイトをブロックする機能。
  18歳未満が利用する携帯には、設定の義務がある。
  だが、トラブルが多いのにブロック対象外のサイトも存在。



・「プロフ」を理解 
 -自己紹介サイト「プロフ」を通して
  見知らぬ人とやりとりし、
  犯罪に巻き込まれる子どもが相次ぐ。
  中高生の7割が利用するサイトだが、
  ほとんどの親はその実態を知らない。



他にも、家庭で携帯の使い方のルールを決めたり、
ネット・リテラシーを教えたりと、
親としてやるべきことは多い。
それだけの「覚悟」があるか、
一度じっくり考えてみては如何だろうか。
拙著『子どもの秘密がなくなる日~プロフ中毒ケータイ天国』
も、ご参考になれば幸いである。



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・ 子どもの携帯利用実態
・ プロフの危険性
・ ネット・リテラシー教育
・ 大人が取るべき対策



2011年3月30日水曜日

埼玉でメディア・リテラシー講演

埼玉県越谷市の
男女共同参画支援センターにて
講演を行なった。



「メディアとうまく付き合う方法
 ~ホントにその情報は正しいの?」
というテーマ。
メディアにおける女性と男性の描かれ方や
その影響について、
お話させて頂いた。



メディア・リテラシーを取り上げると、
通常の男女共同参画講座よりも
年配男性の参加率が高くなる。
「メディアと政治の裏側」といった
暴露話系を期待するのかもしれない
(しかしメインテーマは、
あくまでジェンダー論であります)。



「これを機に、年配の男性にも
男女共同参画に興味を持ってもらえれば」。
そう語る主催者の方は、
随分前に拙著『オトナのメディア・リテラシー』を読み、
この講座の企画を温めておられたのだという。
著者として冥利に尽きます!



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