2016年12月7日水曜日

AbemaTVで「性描写規制」特集(出演)

先月29日に放送された
テレビ朝日系ネット番組
『Abema TV』に出演した。
MCはケンドーコバヤシ氏。

「過激な性描写は規制すべき!
賛成?反対?」がテーマ。

というのも、同月16日に発売された
『週刊少年マガジン』で
袋とじにされた漫画が、
過激な性描写が盛り込まれているとして話題になったためである。

もっとも私としては
この漫画の内容について、

・2人の力関係が対等
・相手が嫌がるような行為や、強引・暴力的な行為をしていない
・避妊をしている描写がある

……といった理由から、
特に問題があるとは捉えていない。

性描写規制に関する私の考え方は、
内閣府「児童ポルノ排除対策公開シンポジウム」(2015年)で
述べているので、ご参考まで。

さて今回の番組、フジテレビ『バイキング!』でもご一緒した
漫画家の江川達也氏も出演。
何を隠そう、私の学生時代の愛読漫画は
『東京大学物語』と
『ジャングルの王者ターちゃん』であった。

https://www.amazon.co.jp/dp/B00GUCH44C/ref=cm_sw_r_tw_awd_0U8Msb09H79SK
出演者たちは最終的に、
メディアの性描写を鵜呑みにしない教育が必要、
との結論に到達。
すなわち、私がかねて提唱する
『性情報リテラシー』教育である。

文科省は、メディアの性描写が青少年に与える影響に目を向け、
性教育に本腰を入れねばならない。

性情報リテラシーって?
何をどうやって教えたらいいの?
と疑問をお持ちのあなたは、
拙著『性情報リテラシー』をお読みになってみて下さいませ。


「性情報リテラシー」の知っておきたいポイントを毎週お届け!
  豊富な事例でわかりやすく解説する『まゆマガ』: 

http://www.mag2.com/magspe/interview57/








  


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2016年11月22日火曜日

高校生と大人に「SNSトラブル対策」講演

何かと慌ただしくご報告が遅くなったが、
高校生と大人向けに
SNSトラブルの現状と対策を講演する機会が相次いだ。

まずは高校生向け。
中央大学附属高校の「ネチケット講演会」に
お招き頂いた。

こちらの高校は自由な校風を重んじ、
スマートフォンの校内持ち込みも可能にしているだけに、
生徒達にはSNSの賢い使い方を身に付けてもらいたいという。

そこで、
「ネット社会との上手な付き合い方
~いま身に付けたいネット・リテラシー」 と題し、
お話をさせて頂いた。

ネットいじめやリベンジポルノの現状と、
対策としての「ネット・リテラシー」を解説。

生徒の皆さんは身近な問題だからか、
熱心に聞き入ってくれた。

中央大学といえば私は以前、
大学生向けに
SNSハラスメントを防止する観点から
講義を務めたところ。
不思議なご縁である。

一方、大人向けとしては、
群馬県館林市教育委員会、
栃木県高等学校教育研究会、
埼玉県富士見市・ふじみの市などで講演。
対象は保護者や学校関係者、
地域住民の方々など。

ちなみに館林市からは
ゆるキャラ「ぽんちゃん」を
プレゼントして頂きました☆

同市の参加者も
「SNSの利便性の裏が詳しくわかった」
「予防するためのリテラシーを明確に教わることが出来た」
「リベンジポルノの被害者の心理を知ることが出来た」
……などなど、多数の感想を寄せて下さった。

お世話になった皆さま、有難うございました!


【参考文献】

http://www.amazon.co.jp/dp/4335551754/
『リベンジポルノ
~性を拡散される若者たち』


■著者インタビュー記事はこちら


「リベンジポルノなんて、
撮らせる人間が悪いんじゃないの?」

そう思うあなたは、是非どうぞ。



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2016年10月28日金曜日

「メディアの読み解き方」講演@四万十&広島

高知県四万十市で講演を務めた。
ここは言わずと知れた「日本最後の清流」、
四万十川が流れているところ。

初めて目にした私としては、
その雄大な流れにテンションが上がります!

さて、講演では
「メディアに隠された意図を読み解く~人権の視点から~」
と題してお話をさせて頂いた。

メディア・リテラシーとは?

・客観報道という幻想

・メディア・リテラシーと人権

  -男女共同参画

  -ネットいじめ

  -リベンジポルノ


インターネットの読み解き方

メディアに左右されないために
……など、女性と子どもの人権問題を中心に。
この講演は四万十市が主催する「四万十市民大学」の一環で、
他の日程には漫画家のやくみつる氏や俳人の黛まどか氏も登壇した。
なお、今回に先立ち広島県福山市でも、
メディアの読み解き方について講演させて頂いた。
こちらは女男共同参画の観点から。

お世話になった皆さま、有難うございました!

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2016年10月20日木曜日

慶応大生集団暴行疑惑にコメント

連日報道されている慶応大学生の集団暴行疑惑につき、
今朝のテレビ朝日『モーニングショー』でインタビューにお応えした。
本日発売の『週刊新潮』(被害女子学生を突き放して保身!福沢諭吉が泣いている「慶応大学」がけしからん!)でもコメントしている。

私が特に注目する点は2つ。

1つめは、本件が「リベンジポルノ」として
立件されるかどうかである。

加害者とされる男子学生は、
女子学生に対する集団暴行の様子を
スマートフォンで撮影した上、
その動画を流出させた疑いがあると報じられている。
この行為は、リベンジポルノ防止法違反に該当する可能性があろう。

https://www.amazon.co.jp/%E3%83%AA%E3%83%99%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%9D%E3%83%AB%E3%83%8E%E2%80%95%E6%80%A7%E3%82%92%E6%8B%A1%E6%95%A3%E3%81%95%E3%82%8C%E3%82%8B%E8%8B%A5%E8%80%85%E3%81%9F%E3%81%A1-%E6%B8%A1%E8%BE%BA-%E7%9C%9F%E7%94%B1%E5%AD%90/dp/4335551754/ref=as_sl_pc_tf_mfw?&linkCode=wey&tag=mediaw-22
自らの性的な動画が拡散することは、
被害者に長期に渡る
深刻な心身的ダメージを与える。

詳しくは拙著
『リベンジポルノ~性を拡散される若者たち』
ご確認頂きたい。


2つめは、
このような事件がなぜ起きたか、という点。

男子学生たちは、女子学生の尊厳を著しく侵害するような
行為に及んだとされている。

事実であれば、性や人権について一体どのような教育を受けてきたのか。

もっとも、かつて私が複数の大学に通う男子を対象に行った調査によれば、
性交のために最も参考にする情報源として、
「家庭や学校での性教育」を挙げた者はゼロだった。




では、何を参考にしているのか。
「性的メディア」を挙げた者が実に6割と、最多である
(調査の詳細は拙著『性情報リテラシー』で)。

ちなみに性的メディアには
集団暴行をテーマとしたAV等もあり、
女性が性交の道具として、
非人間的な扱いを受ける様が
描写されている。
そのような扱いを女性が「喜んで受け入れる」とする
設定も目立つ。

今回の件の男子学生たちが、
どのような性的メディアに接していたかは定かではない。

だが、これを機に改めて
性的メディアを鵜呑みにしないリテラシー、
すなわち「性情報リテラシー」教育のあり方についても
検討すべきではないだろうか。

そのような思いから、私は大学で
性情報リテラシーの講義も行っている。
ご関心のある方には、こちらにて詳細を。



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2016年10月7日金曜日

ノーベル賞受賞者の妻と「内助の功」報道

今年のノーベル賞にも、日本が男性受賞者を輩出した。
そして今年も、受賞者の妻の「内助の功」を強調しようとする報道が溢れた。

毎度繰り返されるこの報道パターンの問題点については
ニュースサイト「BuzzFeed」でコメントしたが、
この場で少し補足しよう。

「内助の功」とは、
「陰ながら援助する身内の功績。特に、夫の活躍を支える妻の働きについていう」表現である(デジタル大辞泉)。

この表現をメディアは褒めるつもりで使っているが、
実は、 夫に対しても妻に対しても、失礼な報じ方である。

まず夫に対しては、
ノーベル賞の受賞は、夫本人の仕事上の功績である。
本来焦点を当てるべきは、夫自身の努力、
職場の同僚の協力であろう。
一方、妻に対しては、
「夫のために自己を犠牲にすることが美徳」という
イメージを押し付けている。
妻を夫の補助的な存在として位置付け、対等に見ていないのだ。
妻にも一人の人間としての能力やキャリアがあることは無視される。

夫は妻に支えられて快適に研究出来たかもしれないが、
では、 黙々と家事育児をしてきた妻のことは、 
誰かが支えてくれただろうか。

ちなみに日本には、
女性のノーベル賞受賞者は
研究者における女性の割合は15%未満と、
国際的にも非常に低いとされる。
主な要因として、
「家庭と仕事の両立が困難」であることが
挙げられている。

妻の「内助の功」に支えられて研究者の道を邁進出来る男性とは
えらい違いである。

もちろん、
「私は自ら進んでキャリアを中断し、
夫を陰で援助する役割を選びました」
とインタビューに語る妻もいるだろう。

だがそれは、
本当に自身が望んだ選択だったのだろうか。
自分の親や夫の親、あるいは職場から
「妻は内助の功に徹するのが当然」とプレッシャーをかけられたり、
あるいはそのような考え方を「美しいもの」として
自分に刷り込ませ、納得させたりしてはいなかったか。

妻が夫を支えることが美しいことなのだ、
と肯定的なイメージをメディアが世間に広めることは、
「女性が本来持っているはずの能力や、
やりたいことなどが開花する道のりを、
結婚によって閉ざされても構わない」という
古くからの価値観を強化し、再生産していくことにもつながる。

内助の功に対するそのような
「美徳の上塗り」報道を、
メディアはいつまで続けるつもりだろうか。  


http://books.rakuten.co.jp/rb/4774334/
【参考文献】

 『オトナのメディア・リテラシー』
         (リベルタ出版)  


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2016年9月23日金曜日

男子の保護者に「SNSトラブル」講演

「子どもとSNSトラブル~親が学ぶインターネットとの付き合い方~」
と題して講演を務めた。
立教池袋中学校・高等学校の保護者向け。
こちらの学校は男子校である。

講演では、 SNSの3大トラブルである
①個人情報の流出
②ネットいじめ
③リベンジポルノ
について、
それぞれの現状と対策をお話させて頂いた。
子どもにも親にも必要な「SNSリテラシー」についても解説。

ところで
保護者向けの講演会といえば、
「性」に関する問題を以前取り上げたところ
予想を上回る好評ぶりであった。

男子の親御さんであれば特に、
我が子がネット等のメディアでどのような性情報に接しているかが
気になることであろう。

10代の不幸な性被害をなくすためにも、
より多くの保護者の方々に、
「メディアの性情報」の現状と対策を
お伝えする機会があればと願っている。


【参考文献】

Photo_2
『性情報リテラシー』

 

我が子の「性」への対応、
大丈夫ですか!?



性教育教材としてニュースで紹介!




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2016年9月13日火曜日

フジ『バイキング!』と体罰(出演)

渡辺真由子 フジテレビ『バイキング!』出演
今月8日に放送された
フジテレビ『バイキング!』に
スタジオ出演した。

番組のテーマは「教育」とのことで、
 「子育て専門家」(!?)の立場から
話してくれとの
御依頼であった。

メインMCは坂上忍氏、ゲストに水道橋博士や薬丸裕英氏、
漫画家の江川達也氏など。
私がこれまで出演してきた番組は主に報道系なので、
今回のようなバラエティ番組は勝手が違うが、
それはそれで楽しませて頂いた。

 さて、番組では
高畑事件にみる親の責任問題や家庭教育、
ネットいじめなどを取り上げたが、
いかんせん生放送のため、予定通りには進まない。

特に家庭教育に関しては、
「性教育」についての議論が深まらなかった。

「子どもを取り囲むメディアの性情報は
何が問題か」
「親はどのように性教育を教えるべきか」

http://www.amazon.co.jp/dp/B00GUCH44C/ref=cm_sw_r_tw_awd_0U8Msb09H79SK ……といった点について、
私はこのブログでも何度も述べており
拙著『性情報リテラシー』
さらに詳しくまとめているので、
関心のある方はご一読頂きたい。






また、「家庭内の体罰」についても議論する予定だったが、
充分な時間が割けなかった。

私は体罰について、
加害者と被害者を取材した経験から、
以下3点の理由により反対である:

・親のエゴ
・ 暴力の連鎖
・人権侵害

詳細は、また機会があればお話させて頂こう。


そうそう、
今回の出演の裏話(送迎や番組構成のあり方について)は、
特別メルマガ『まゆマガ』
読者のあなただけにお知らせします☆


【参考文献】

http://www.amazon.co.jp/dp/4335551754/
『リベンジポルノ
~性を拡散される若者たち』


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2016年9月8日木曜日

TBSで「子どもとテレビ」(出演)

渡辺真由子 TBSテレビ『TBSレビュー』出演
今月4日に放送された『TBSレビュー』に
出演した。
TBSの自己批評番組である。

テーマは「子どもとテレビ」。
テレビは子ども達にどう向き合えば良いか、
という点についてコメントした。

言うまでもなくテレビは、子どもへの影響力が強い。
だからこそ、
子どもの自己肯定感を高めたり、
多様な価値観を伝えたりすることで、
子どもがより「自分らしく」生きられる手助けをすることが可能だと、
私は考えている。

詳しくはこちらで述べているので、
ご参考まで。

そうそう、
今回のインタビュー収録の裏話(どのコメントがカットされたか、等)は
特別メルマガ『まゆマガ』
読者のあなただけにお知らせします☆


【参考文献】

http://www.amazon.co.jp/dp/4335551754/
『リベンジポルノ
~性を拡散される若者たち』


■著者インタビュー記事はこちら


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2016年9月2日金曜日

「LGBTとメディア」の人権研修

埼玉県が主催した人権啓発研修会にて
講師を務めた。
人権擁護委員や自治体の人権担当者の方々向け。
県内全域を対象とするため、
場所を変えつつ3回にわたり行ったものである。
広いですな埼玉。

テーマは「インターネット社会における人権侵害」。
LGBTに関する人権課題として、
メディアでの描かれ方の偏りなどを
解説させて頂いた。

私はカナダに住んでいた時に
カナダ人の同性間結婚を取材したことに加え、
日本人が海を渡ってカナダに同性婚を挙げにきた事例も
複数取材しており、そうした経験に基きつつ。

他に、
ネットいじめやリベンジポルノ、個人情報の流出についても
取り上げた。

有り難いことに3回とも会場は盛況で、
主催者の方からは
「大変分かりやすく、丁寧な講義でした」
とのこと。
お役に立てれば何よりです。


【お知らせ】
今月4日(日)午前5時半~
TBS『TBSレビュー』にて、インタビューにお答えしています。
「子どもとテレビ」について(放送エリア:関東)。



【参考文献】

http://www.amazon.co.jp/dp/4335551754/
『リベンジポルノ
~性を拡散される若者たち』


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2016年8月17日水曜日

青少年に「SNSの危険対策」講演

中高生からの感想文
青少年向けに講演を務める機会が
立て続けにあった。

まずは岡山県内の中高一貫の進学校にて、
「ネット社会との上手な付き合い方
~いま身に付けたいネット・リテラシー」と題して。

・個人情報の流出
・ネットいじめ
・リベンジポルノ

といった問題を中心に、現状と対策をお話させて頂いた。

こちらの中学・高校の生徒にも
スマートフォンやSNSの利用者は多数いるとのことで、
皆真剣に耳を傾けてくれたご様子。

終了後は、ビッシリと書き込まれた感想文の束が届いた。

「自分の書き込み内容を改めて見直したい」
「絶対に加害者にも被害者にもならないよう気を付けたい」
「自分でルールを決めて、トラブルに巻き込まれないようにしたい」
「SNSの危険性をわかっているつもりだったが、初めて知ることも沢山あった」
「誰も嫌な思いをしないために、友達とネットの使い方を話し合いたい」

……等々、ここにはとても紹介しきれない生徒たちの生の声であった。

学校側からは、
「SNSについての正しい理解とその問題点、トラブルへの対処法について
ポイントをしぼりながら丁寧に解説され、とても分かりやすく、
学校や家庭の教育では十分に知り得ない貴重なお話に大変感動しました」
とのお言葉。
こちらこそ、有難うございます。


また、同様のテーマで
東京少年鑑別所でも、
入所する青少年向けに講演。

前回に引き続き、2度目である。
担当職員の方は拙著『リベンジポルノ~性を拡散される若者たち』
をお読み下さったとのこと。恐縮です。

入所者には近年、ネットが理由で
トラブルを引き起こすケースが増えていると聞く。

彼ら彼女らに
SNSの使い方について正しい知識を伝えることで、
再び非行を犯すことを防げれば、
と微力ながら願っている。


【参考文献】

http://www.amazon.co.jp/dp/4335551754/
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■著者インタビュー記事はこちら


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2016年8月3日水曜日

SNSリテラシー入門



https://www.amazon.co.jp/%E5%AD%90%E3%81%A9%E3%82%82%E3%81%AE%E7%A7%98%E5%AF%86%E3%81%8C%E3%81%AA%E3%81%8F%E3%81%AA%E3%82%8B%E6%97%A5%E2%80%95%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%95%E4%B8%AD%E6%AF%92-%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%82%A4%E5%A4%A9%E5%9B%BD-%E4%B8%BB%E5%A9%A6%E3%81%AE%E5%8F%8B%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E6%B8%A1%E8%BE%BA-%E7%9C%9F%E7%94%B1%E5%AD%90/dp/4072733474/ref=as_sl_pc_tf_mfw?&linkCode=wey&tag=mediaw-22
元祖SNS本!

スマホ依存、学力低下、援助交際、ネットいじめ……。
子どもの世界に広がるこうした現象の多くに、あるものが関係している。「SNS」だ。 主にスマートフォンで利用される、会員制交流サービスである。

スマホを持つ高校生のうち、SNS利用者は実に9割を超えるとのデータ。カラーコンタクトと付けまつ毛でキメたプリクラ画像を載せ、本名や学校名を公表し、友人とのカラオケや彼氏とのケンカについて綴る少女たち。そうかと思えば、SNS上で「ナンパ」してきた男性と外で会い、付き合い始めたりする。朝起きてから夜寝るまでSNSの画面を眺め文字を打ち、学校にスマホをこっそり持ち込むのも当たり前。いまやSNSは、子どもたちが片時も手放せない「自己の分身」と化している。

子どもはSNSに、親に言えないことを書く。そこでは、自分の素性も、親への不満も、学校の悩みも、彼氏との裸写真も、全世界に向けて発信される。従来は不特定多数と共有することはあり得なかった「ヒミツ」が、SNSの登場によって「ダダ漏れ」しているのだ。

SNSに書き込まれたヒミツは、第三者に悪用される。性的な誘いのメールが頻繁に届いたり、電話番号が出会い系サイトに晒されて一日100件もの迷惑電話が来たり、彼氏のモトカノ(元彼女)から嫉妬まみれの誹謗中傷が書き込まれたりする。子どもたちはSNSを楽しむ半面、多種多様な被害に悩まされている。SNSが登場する前は、思いもよらなかったような内容だ。

だがおそらく、殆どの大人はSNSの実態を知らない。子どものSNSは意識的に探さない限り、見つかるものではない。我が子がSNSを使っていることすら知らない親も多いだろう。これでは、子どもがSNS上で何らかのトラブルに巻き込まれたとしても、対処のしようがない。

本書は、SNSを使う女子中高生にインタビューを行ない、子どもたちがSNSにハマる心理や利用実態、SNSの仕組みとその問題点を徹底分析したものである。SNSを読み解くリテラシーに焦点を絞って深く掘り下げた、稀な内容となった。海外の子どものネット事情や、大人が取るべき対応策についても解説・提言している。

私はかつてテレビ局の報道記者として、多くの子どもや若者たちを取材してきた。彼ら彼女らが直面する「性」や「いじめ」の問題は、テレビや雑誌が発信する情報に強く影響されると感じていた。いまはSNSが、子どもにとって最強のメディアである。見知らぬ大人たちが組織的に作るテレビ番組よりも、自分の友人や憧れのモデルがSNSで発信する個人的な情報に、子どもたちは価値を見出す。小さな画面の文字に振り回され、一喜一憂するその姿は、明らかに従来のメディア観ではくくれない。

我が子がSNSでどんな情報を発信し、また受信しているのか、親は気になることだろう。だがやみくもに心配するより、まずは実態を知るのが先だ。SNSの魅力や危うさを理解し、リテラシーを持った上で子どもと向き合い、SNS利用について話し合って欲しい。この本には、そのためのヒントが詰まっている。

『プロフ中毒ケータイ天国 子どもの秘密がなくなる日』渡辺真由子著より、
「はじめに」を加筆修正)

☆関連記事「メディア・リテラシー入門」




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