性教育をテーマとする学術大会にて講演した。
「性教育研究会」の主催。
この研究会は、
児童養護施設の指導員や心理士、弁護士、NPO団体など
何らかの形で「性的問題」に携わる人々が集まり、
子ども達が性被害者にも加害者にもならないための防止策として「性教育」を考えるもの。
私の講演主題は「子どもを取り巻く性情報とその対策」。
・「性情報リテラシー」とは?
・子どもの性的メディア利用の現状
・メディアの性情報の特徴と
子どもの性意識・性行動に与える影響
・性情報リテラシー教育のあり方
……等々をお話した。
全国から参加した教職員の方々は、
生徒の性行動がメディアに左右されていると実感しているようで、活発に質疑が。
「性教育をしっかりやりたいが、年輩教員や保護者に反発される」との声も寄せられた。
あのですね、「性教育は寝た子を起こす」などと思っているアナタ、
子ども達はとっくに起きているんですよ。
今回の講演内容の詳細は
拙著『性情報リテラシー』に述べられている。
【参考文献】
最新刊!性教育とメディア・リテラシー
『性情報リテラシー』
・子ども達はメディアの性情報にどのように接し、
自らの性行動・性意識にどう反映させているのか?
・「性的有害情報対策」としての
リテラシー教育はどうあるべきか?
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