発売中の雑誌『ダ・ヴィンチ』4月号で、
「本読みたちの手放したくない1冊」に登場している。
何を隠そう、私は無類の読書好き。
小学生のときは、学校の休み時間に読んでいた小説を
授業開始の起立・着席をした後に改めて読み続け、
先生から「読むなら教科書だ」と言われる子どもであった。
さて、そんな私がお薦めするのは
『あなた、それでも裁判官?』(中村久瑠美著)。
裁判官である夫から激しいDVを受けた著者が、
離婚して子育てをしなから弁護士資格を掴みとるまでの物語。
司法に携わる人間の一部にはびこるエリート意識や、
最高裁研修所で起きたセクハラ事件も告発し、
「聖職」と崇められがちな世界が実は旧態依然とした
男性優位である事実を突きつける。
筆致はエッセイ調で、
法学の知識がなくても読みやすい。
今回は『ダ・ヴィンチ』誌上のプレゼント企画。
あなたも良かったら応募してみまっし!
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