東京都男女平等参画施策検討会にて、講師を務めた。
「性的有害サイト・児童ポルノ問題」における
日本と海外の現状・対策について。
昨年、欧米を訪問調査した結果をもとに、
カナダ、韓国、日本それぞれが
どのような有害サイトトラブルに直面しているか、
規制やメディア・リテラシー教育を
どのように実施しているかをご紹介した。
さらに、性情報が与える影響についても。
日本ではあまり知られていないが、
ポルノと性犯罪の関連性を示す研究結果は
海外で複数出ている。
巷には、「ポルノは性欲を解消させ性犯罪を減らすのでは」
と推測する声もあるが、これを立証した研究はない。
日本でもようやく、東京都青少年健全育成条例の改正案が
非実写版(漫画やアニメ)の児童ポルノを規制する動きが見られる。
「表現の自由」という言葉に思考停止にならないようにね、民主党。
都の担当者の方は
拙著『オトナのメディア・リテラシー』を読まれ、
「知らないことが沢山あった」とのこと。
有害サイト対策を議論するなら、
メディアの影響をきっちり理解せねばならない↓
オトナのメディア・リテラシー | |
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☆いよいよ始まりました『週刊メディリテ!』。
第2回 「児童ポルノ規制のあり方」
→表現の自由より優先されるべきものは?
☆『30歳からの留学を成功させるコツ』
今回は
■「オーロラで運だめし」
→マイナス20度の地で……
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