2010年3月22日月曜日

『性コミュニケーションのズレ』連載開始(週刊メディリテ!)

「日本人の性生活満足度は15%で、世界最下位」。
英デュレックス社が2007年、世界26ヵ国の18歳以上を
対象に実施した調査結果である。
私の周りの大学生に聞くと、確かに性生活への
悩みを抱えた者は多い。
特に目立つのは、
女子は「彼氏がAVの性情報を真似する」、
男子は「彼女の反応がメディアと違う」といった、
メディアに起因する戸惑いだ。



コンビ二の本棚や電車の中吊り、ビデオにネット……。
性情報の氾濫ぶりは世界的にも突出するこの国で、
性をめぐるコミュニケーションが貧弱化しているのはなぜなのか。
今回からは、若者の「性」とメディアの性情報との関係を探る。

■第1部 Hへの目覚めとメディア

そもそも、いまの若者は子ども時代、
どのような性的メディア体験を積み上げて来たのだろうか。
それは、男性と女性で違いがあるものなのか。

1.男子のHメディア遍歴

 □遊び人の子ども時代

「僕が初めてHなメディアに接した時期、ですか」
ヒロト(仮名・二十二歳)は大きな瞳を・・・・・・
          →続きは「週刊メディリテ!」で読むき















【今週の『週刊メディリテ!』概要】
いよいよ新連載
『性コミュニケーションのズレ
  ~若者のHメディア・リテラシー』
がスタートする。
子どもが育つ過程で蓄積されたメディアの性情報は、
実際の性行動にどう影響を及ぼすのか?
若者たちのリアルな生の声をルポしながら、
検証していく。



我が子がどこから性情報を得て
どのような性体験をしているかが気になる保護者の方、
性情報のリテラシー教育を模索する教師の方、
そして何より、性に悩める若者たちに、読んで欲しい。



『渡辺真由子の週刊メディリテ!』
 ■バックナンバー
  #2「児童ポルノ規制のあり方」 
  #1「児童ポルノの闇に堕ちて」      
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