和歌山県内の高校による「インターネットと人権」教育のイベントで、2年生300人あまりが対象。その大半は男子生徒。
主催者の方はこちらの記事をお読みになったらしく、
「これから社会に出る高校生が身につけておくべき、ネット社会を生きる人権感覚として、LINEやSNSを使ったコミュニケーションで人権を意識すべき事を紹介してほしい」
とのご依頼であった。
夏休み目前でもあり、生徒たちが性暴力の被害者にも加害者にもならないよう、こんな内容をお話:
・LINEやSNSの特徴
・SNSがトラブルを招きやすい理由(「ネットいじめ」を例に)
・SNSリテラシーとは
・2大トラブルの現状とリテラシー
ーリベンジポルノ・自画撮り被害
ー性情報の誤解(誘い方編・避妊編)
・被害の相談先
・被害の相談先
ちょうど今月「不同意性交罪」が施行されたので、その概要も解説。
若者の間で同意のない性交が当たり前とされがちな背景には、メディアが発信する「誤解だらけの性情報」の存在がある。
若者の間で同意のない性交が当たり前とされがちな背景には、メディアが発信する「誤解だらけの性情報」の存在がある。
性情報をうのみにせず、自分の頭で読み解くメディア・リテラシー(性情報リテラシー®)を身に付けることで、「性的同意」をしっかり取れる人間になってもらいたい。
特に男子はアダルトメディアを目にする機会が多いので、この点を教えることは大事。
特に男子はアダルトメディアを目にする機会が多いので、この点を教えることは大事。
「夏休み前にSNSの危険性と性被害の状況を知る事ができ、良かったです」と主催者の方。
高校生のみなさん、イロイロ気をつけてハッピーな夏を!
ちなみに今回の講演は、和歌山といえどオンラインだった。
機会があれば、熊野古道などを巡ってみたいものである。
機会があれば、熊野古道などを巡ってみたいものである。
【参考文献】
『性情報リテラシー』(渡辺真由子著)
・Amazon Kindle版
・PDF版
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