某大手情報サイトを運営する企業から、
「発信コンテンツにおけるジェンダー表現を監修してもらえないか」との
ご相談を頂いた。
そのコンテンツのテーマは「恋愛・結婚」。
確かに、なにかとジェンダー表現が偏る分野である。
企業側としては、媒体や制作物の文章、説明用のイラストなどに関し、表記のガイドラインを新たに作成したいという。性差別的な表現や、業界的なワード・マナー・風習などの表現も、アップデートしたいとのこと。
「恋愛・結婚」をめぐるビジネスは、旧来の"男性性"や"女性性"に根差したマーケティングがされがちな部分もあろう。
しかし、「ダイバーシティ(多様性)」や「インクルージョン(包括)」の必要性をめぐる認識が世界レベルで高まっているいま、日本企業もいつまでも変化を拒んではいられない。
「気づいた」企業が増えれば、新しい流れが生まれる。
先日のテレビ番組でコメントしたような広告や発言もなくなり、ジェンダー平等な国へとステップアップしていく。
楽しみじゃ、あ~りませんか(チャーリー浜氏風)。
【参考文献】
『オトナのメディア・リテラシー』(渡辺真由子著、リベルタ出版/電子版)
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