2016年3月28日月曜日

「恋愛と性情報」を考える講演会

とちぎ男女共同参画推進情報誌
「女性への暴力を考える講演会」に登壇。
「私たちをとりまく性情報 ~それって本当に恋愛ですか?~」
とのタイトルで、
お話させて頂いた。

主催は、とちぎ男女共同参画センター。
「女性に対する暴力をなくす運動」週間に
合わせたものである。

情報を読み解く力は、恋愛を、人生を、
もっと豊かなものにする。
歪んだ性情報に惑わされず、お互いを尊重する、
暴力のない豊かで素敵な関係を、
家族、恋人、友達同士で目指していこう……、
という企画。

暴力の現状だけではなく、
メディアが発信する恋や性の情報を
正しく読み取る力の重要性と、
これからの予防教育について、
県民の皆さんが考えるきっかけを
提供するのが狙いだ。

講演では、

・「性情報リテラシー」とは何か?
・若者の性的メディア利用の現状 
・メディアの性情報が恋愛観に与える影響
 ~デートDVとの関連性
・性情報リテラシー教育のあり方
 ~性的トラブルに巻き込まれないために

といった内容を、
私の取材に基づきながら解説。

・「とてもわかりやすい説明だった」
・「取材を元にした内容は説得力があり、納得できた」
・「男性と女性の、性に関する認識の違いや現状について、
 実感として知ることが出来た」
・「DV被害の悲惨な話ばかりでなく、
 若者の性情報の影響についての話はとても新鮮だった」
・「メディアの性情報の誤解は、とても深いと感じた」
・「メディアからの影響がデートDVにつながっていることを
 考えたことがなかった。自己肯定感が大切だと
 改めて感じることが出来た」
・「女性もまた、偏った見方を知る必要があると思った」
・「お互いを尊重し合う人間関係を築けるよう、
 家庭でもきちんと教育すべきだと感じた」
・「ぜひ多くの方に聞いてもらいたい内容だと思った」
・「若者に聞いて欲しい内容だった」

……などなど、参加者の方々から沢山の感想が寄せられた。

「大変好評で、受講者の皆さんの視野が広がり、
暴力や性情報について考える有意義な時間でした」
と主催者の方。
お役に立てて何よりです。

また、同様のテーマで
東京都大田区男女平等推進センターの
メディア・リテラシー講座でも講演。

こちらは保護者の方向けで、
子どもを取り巻く性情報の実態に
衝撃を受けられたご様子。

我が子への性教育の参考にして頂ければ
幸いである。

以上、
お世話になった皆さま、
有難うございました!

【参考文献】

Photo_2
『性情報リテラシー』

 

我が子の「性」への対応、
大丈夫ですか!?



性教育教材としてニュースで紹介!



講演について
渡辺真由子 公式サイト
http://www.mayumedia.com/