2014年7月8日火曜日

「ネットと人権・リベンジポルノ」職員向け講演@茨城

茨城県人権施策推進室が主催した「市町村職員人権セミナー」にて
講師を務めた。
県内の市町村や教育委員会で人権啓発を担当する
職員の方々向け。



テーマは「インターネットにおける人権問題」で、
2コマ担当して欲しいとの御依頼である。
「ネットと問題行動(誹謗中傷、プライバシー侵害、差別的書き込み)」と、
「ネットと性被害(リベンジポルノ、児童ポルノ)」について
お話させて頂いた。



各コマ共、
前半で私が具体事例などを交えながら問題を解説し、
後半で参加者によるワークショップ、という流れ。



ワークショップでは、
職員の皆さんから意外にも(?)旺盛に意見が出され、
「こんなに盛り上がるとは!」と主催者の方も驚くほどであった。



特に「ネットと性被害(リベンジポルノ、児童ポルノ)」に関しては、
子ども達がメディアの性情報を鵜呑みにしないために
「性情報リテラシー教育」が必要、との認識で一致した。

そう、性教育や男女共同参画の推進は
性被害の予防ともつながっているのです。



参加した男性職員の方からは
「娘とは恥ずかしくて性の話をなかなか出来ないが、
きょう帰ったら早速話し合ってみたい」との声が。
嬉しいことである。



ちなみに今年、茨城県から講演を依頼頂いたのは
1月の「メディア・リテラシーと人権」に続き2度目。
ケンミンの皆様は、情報読み解きへの感度が高いのかもしれませぬ!?




【参考文献】


Photo_2



『性情報リテラシー』

 渡辺真由子著(Kindle版)



 望まない妊娠、中絶、デートDV……
  青少年の 「性的有害情報対策」としての
  メディア・リテラシー教育はどうあるべきか?



性教育教材としてニュースで紹介!



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