大阪の関西テレビ『テレビのミカタ』でコメンテーターを務めた。
テーマは「いじめ報道と人権に関わるメディア・リテラシー」。
いじめ問題を14年間にわたり取材してきた立場から、
被害者を取材する際に注意すべき点や
加害者を取材する難しさについて、お話させて頂いた。
特に加害者取材については、
少年ということでメディア側も自粛する傾向がある。
だが私としては、
過度に配慮して報道を控えると、
加害者が反省の機会を与えられず
本人のためにならないと考える。
いじめの再発防止へ向けて、問題点を社会で共有するためにも、
加害者と保護者の声を伝えることは必要だ。
ちなみに、関西テレビがこのように
メディア・リテラシーを取り上げる番組を作り始めたのは
「あるある大事典」による不祥事がきっかけ。
いまでは局内に、全国で初めてとされる
「メディアリテラシー推進部」を設けているという。
今回の収録分の放送は
あす16日(日)の午前6時半~7時。
関西エリアでのオンエアですが、
宜しければどうぞ!
なお、「マスコミのいじめ報道が学校を叩く理由」については
以前に『週刊ポスト』でもコメントしている。
*子どものいじめには「性」を悪用する
「性的いじめ」も多発しています。
メディアが発信する性情報とも無縁ではありません:
『性情報リテラシー』 渡辺真由子著
・子ども達はメディアの性情報にどのように接し、
自らの性意識・性行動に
どう反映させているのか?
・「性的有害情報対策」として
リテラシー教育はどうあるべきか?
⇒メッセージ&目次
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