2015年2月4日水曜日

法務省「ネットと青少年の人権」講師@東京・京都・名古屋

法務省などが主催する「人権啓発指導者養成研修会」にて
講師を務めた。

この研修会は、
都道府県と市区町村の人権啓発行政に携わる職員の方々などを対象に、
地域における人権啓発の指導者として
必要なスキルと知識を修得してもらおうというもの。

開催場所は東京と京都、そして名古屋。
新幹線を駆使し、飛び回らせて頂きました。

私が担当したテーマは
「インターネットと青少年の人権」。

・ネットいじめ
・リベンジポルノ
・児童ポルノ
の3大問題について、
現状と背景、対策をお話した。

特に児童ポルノ対策については、
子どもの人権を守ることを最優先とするために、
子どもを性の対象として描くメディアに対し、
新たな条例作りや自主規制の促進の必要性を解説。

児童ポルノを含むメディアの性表現が
見る者にどのような影響を与えるか、という科学的データに関しては、
拙論性的有害情報に関する実証的研究の系譜:
従来メディアからネットまで
』(情報通信学会誌)

にて報告している。

なお、
全国から集まられた参加者の方々からは、多数の御感想を頂いた:

●大変よかった。
●子どもを取り巻くネット、削除の難しさを改めて知った。
●対応についてとても勉強になった。
●注意を一般に促すには、非常に良い講義である。説明も分かりやすくてよかった。
●「よく分からないから」とか「子どもの方がよく知っているから」と逃げていた自分に気付いた。
●近年、特に問題となっている課題であり、現状、背景、対策を項目ごとに端的にお話しいただいたので、わかりやすかった。
●学校現場では、インターネットによるいじめが問題になっている。3つの問題の対策を学校・家庭・地域と分けて話していただいたことが分かりやすかった。教育・啓発のヒントになった。
●具体的な事例をたくさん示していただき、とても分かりやすく学ぶことがたくさんありました。
●ネット上における各種問題の現状やその背景、またどのように対応していけばよいのかが、とてもよく分かった。
●具体的な事例を更に知ることができ、今後のPTA研修会等で反映していきたいと思う。
●取材による実態をふまえた講義は説得力があった
●インターネットと子供達の現状がよくわかった。
取材を通した内容で、リアリティがあった。
●インターネットのおそろしさを認識した。大人への啓蒙が必要であることがわかった。
今回一番期待してきた講座で、分かりやすく説明して大変良かった。
取材された中から実際の事例を挙げて話していただいたので、わかりやすかったです。
子ども達に問題点と同時に負わなくてはいけない責任を自覚させて、情報機器は使用させなくてはいけないと思いました。
●実際に被害にあった(あいそうになった)子どもたちのリアルな声とともに、説明を聞き、今の青少年の実態と対策について知ることができ、日頃、周りとのコミュニケーションをしっかりと図ることの大切さを学んだ。
 
多少なりともお役に立てれば幸いです。
関係者の皆さま、有難うございました!


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