私が女子大で行っているメディア・リテラシー講義、
前期を受講した学生たちによる授業評価アンケートが届いた。
この講義は、
ニュースや広告、映画を題材にしながら、
メディアが情報発信をコントロールする仕組みや私たちの価値観に与える影響について
学生たちに読み解き方を学んでもらうと共に、
自分たちでも実際にテーマを決めて取材をし、
プレゼンテーションをしてもらう。
情報の「受信者」と「発信者」としてのリテラシーを身に付けるため、
理論と実践を組み合わせているのが特徴だ
(特に人気があるのは「恋愛リテラシー」!詳細はこちら)。
授業評価のアンケート結果によると、
「理解度の高さ」「時間外学習の長さ」
「自分の考えや視野が広がった、新しい知識が得られた」
「知的好奇心が刺激された」
など、全ての設問項目で学校平均を上回った。
光栄でおじゃる。
学生たちからは以下のコメントも寄せられた:
・「メディアが発信している情報を見極める方法がわかり、
プレゼン制作で作り手の立場も体験出来た」
・「インタビューの仕方を学べたのがタメになった。
発信者として調べること・伝えることも理解した」
・「講義は生々しい内容もあって、逆に面白かった」
・「メディア側の都合の良い情報だけに騙されないようにしようと思う」
・「相手にわかりやすく伝えることの大事さを改めて感じた」
・「違う尺度から物事を考えることが出来た」
……等々。
学生たちに少しでもメディア・リテラシー能力が身に着いたのであれば嬉しい。
なお、この種のテーマでの大学客員講義は、
他にも御要望があれば前向きに検討させて頂きます。
出来るだけ多くの学生さんに届きますように!
【参考文献】
『オトナのメディア・リテラシー』
(リベルタ出版)
◆大学入試 出題文献
◆小論文模試 出題文献
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