2012年7月10日火曜日

ニコ生で「いじめ自殺」特集番組

ネット番組「ニコニコ生放送」が
いじめ自殺をテーマに特集を組んだ
私も、いじめ自殺事件の取材を続ける立場から出演。



大津市の問題をはじめ、
続発する深刻ないじめに
学校側はどう向き合えばいいのか?
被害者が自分を守るために出来ることは?
といった点を議論した。



番組に寄せられたコメント数は9万件以上、
視聴者数も4万人以上と通常の番組より非常に多く、
普段ニコ生を見ない方々の参加も目立ったそうだ。



いじめはそもそも「加害者を生み出さない」ことが何より大事であると
私は考えている。
そのための「教育」や「加害者ケア」のあり方についても議論したかったが
残念ながら時間切れ(っていうか番組延長で23時を回り若干燃料切れ)。
また機会があればお話したい。
これらの点については、
拙著『大人が知らない ネットいじめの真実』でも詳しく述べている:



 



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私がニコ生に出るのは今回が初めて。
ニコ生の最大の特徴は、
画面にリアルタイムで視聴者のコメントが流れてくることだ。
出演する者としては、それらをどんどん生放送のトークに反映させられる利点があるが、
一方でややもすれば思考が散漫になったり、
「視聴者に気に入られるような発言」をしたくなる誘惑に駆られたりと、
テレビとは異なる難しさがある。



ニコ生の会員は、約7割が10代~20代とのこと。
新聞やテレビなどの従来メディアの権威に反発する若者たちにとって
ニコ生は拠り所であり、「自分たちの味方だ」と感じている印象を受けた。
今後、「若者の声に寄り添うメディア」として
既存のマスコミとの棲み分けが更に進むのではないだろうか。注目したい。



ちなみに今回のように
急遽メディア出演が決まる場合は、
ブログでお知らせする暇がないため
ツイッターフェイスブックで告知する。
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