今月開催されるG7広島サミットに鑑み、G7で日本だけがLGBTの権利保障がないことが問題視されている。
実はもう1つ、日本だけが取り組んでいない国際人権課題があるのをご存知だろうか。
実在しない子どもを性的に表現するマンガやアニメ、ゲーム等の描写物(創作児童ポルノ)をめぐる対策である。
「クールジャパン」として世界的な人気を誇る日本製コンテンツの影の部分として、今回のG7サミットに前後し、改めて国際的な注目を集める可能性がある。
折しも6月には、日本が議長国となってジェンダー問題を話し合う、「G7男女共同参画・女性活躍担当大臣会合」が開催予定。
本サミットが、子どもの性の尊厳が守られる日本社会へ向けた契機となることを願う:
<論考>
【G7で日本だけ】「子どもへの性的虐待は娯楽」とする描写物が合法の国 ~G7サミットを前に、国際人権課題を考える~
小学校の教室で、男性教師が女児たちと次々に性行為をしている。
男児が家庭教師の男性に下半身をもてあそばれ、調教されている。
ランドセルを背負った女児が男性たちに車に連れ込まれ、性的暴行を受けている。
このような表現を、私たちはいま……⇒続きを読む
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■渡辺真由子 公式サイト