2015年4月6日月曜日

「リベンジポルノ」講演を開始

リベンジポルノ防止法が2014年11月に施行されてから
約1ヵ月の間に、全国の警察への相談件数が110件にも
上ったことが、警察庁のまとめで明らかになった。

被害者の9割が女性で、20代以下が約6割を占める。
リベンジポルノに関するトラブルが、スマホの普及と共に、
若者の間で急速に深刻化していると考えられよう。
もっとも、誰にも相談出来ずに1人で悩む被害者も多いので、
このデータは氷山の一角に過ぎないと見られる。

以前にも少しお話したように、
私はここしばらく、リベンジポルノの取材を行ってきた。
「なぜ若者たちは、性的な撮影に応じるのか」を知りたかったからだ。


子どもや若者のネット利用をめぐる問題を長年取材してきた者として、
彼女ら彼らの心理にはそれなりに詳しいつもりである。
だが、こと「性的な画像を撮る・撮らせる」という行動については、
どうにも理解の範疇を超えていた。

果たして、若者は 「性」や「撮影」に対し
どのような意味付けをしているのか。
この点を追究するために、
性的な撮影に応じたり、性的な画像を求めたりしたことがある
当事者たちに話を聞いた。

さらに、
対策についてはどうすべきなのか。
大人がよく言う「撮らせるな」との指導では意味がないことが、
若者の声を集める内にわかってきた。

リベンジポルノを防ぐために活動する人々が行う、
実践的なワークショップなどの具体例も取材。

現行の相談体制やリベンジポルノ防止法の不備も
明らかになってきた。

取材内容が大方まとまったので、
関心のある皆さまにお伝えしていければと考えている。

講演のお問い合わせは、こちらから。


【参考文献】

Photo_2
『性情報リテラシー』

 

若者の「性行動」はいま
どうなっている!?



性教育教材としてニュースで紹介!


Book

プロフ中毒ケータイ天国
 子どもの秘密がなくなる日



子どものSNS利用を徹底取材!


Photo_2



『性情報リテラシー』

 渡辺真由子著(Kindle版)


 若者の「性行動」はいま
  どうなっている!?



性教育教材としてニュースで紹介!
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