2010年10月3日日曜日

福井県でメディア・リテラシー講演

福井県が主催する男女共同参画セミナーにて
講演を行なった。
テーマは
『大人のメディア・リテラシー
 ~ジェンダーの視点から』。



このセミナーは、
地域で男女共同参画を推進するリーダーを
養成するためのもの。
私はメディア・リテラシー(メディアを読み解くテクニック)を
解説すると共に、
メディアのジェンダー表現が
人々の価値観に与える影響について
具体例と共に、お話させて頂いた。

参加した方々からは、
「マスコミに流されない目を持ちたい」
「メディアを自分の頭で的確に判断したい」
などの感想が寄せられた。



 



福井県は三世帯同居が多いこともあり、
共働き世帯の割合と女性の労働力人口比率は
共に全国トップである。
2005年時点の共働き世帯の割合は
全国平均が26.6%に対し、福井県が39.6%
(by国勢調査→あなた出しました?)。



一見
女性の社会進出が活発そうな福井だが、
県の担当者によれば
管理職や経営者レベルの地位となると
女性はまだまだ少ないのだという。
セミナーに参加した女性たちからも
「共働きなのに
家事や育児の負担は妻の方が多い」
といった声が漏れた。



数字が、必ずしも「真実」を表しているとは
限らない。
「統計リテラシー」なんやざ。