2010年1月27日水曜日

宮崎・新潟でメディア・リテラシーとネットいじめ講演

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一泊二日で宮崎県へ飛ぶ。
「インターネットと子どもの人権を考える」というテーマで
保護者やPTA、教員の方々向けに講演を行なった。
宮崎県委託人権啓発ネットワーク推進事業として、
市民団体「みやざき女男(ひとひと)ネットワーク」が主催。



私のネットいじめ講演では、
携帯の技術面に関する対処法に留まらず、
子どもの心の内面にまで踏み込んで
根本的な解決のための話をしている。



そのためか会場からは
「新鮮な切り口で、非常にわかりやすかった」
「本当に聞いて良かった」
などと、沢山の嬉しいお声を頂いた。
宮崎でもネットいじめのトラブルは増えているようで、
地元の新聞社も取材に来るなど
関心の高さを伺わせる。



新潟での講演は「青少年健全育成大集会」にて。
柏崎市青少年健全育成市民会議などが主催。
500人を超える方々が参加された。
ちなみに以前メルマガで
「ビールにゆで卵の組み合わせは最高」と書いたら、
なんと主催関係者の方が、手作りのゆで卵を
お土産に下さった。帰路の車中で堪能しました。感激。



また宮崎では、
メディア・リテラシーとジェンダーに関する
学習会の講師も務めさせて頂いた。
主催者によると、民放が2局しかなく
コンビニや書店も少ない宮崎は、情報面で
「陸の孤島」だという。
「だからこそメディア・リテラシーを身に付けたい」
とのことであった。



この場で話題になったのは、
宮崎県では人工死産率(中期の人工妊娠中絶の割合)が
全国でトップレベルだということ。
2007年の宮崎の人工死産率は23.2で、
10年以上全国ワーストを記録してきた。
さらに、性感染症の罹患率も高い。



県民の方々からは、性教育のあり方や
メディアを通した誤った避妊知識の影響を
不安視する声が上がった。
東国原知事(写真@県庁前)、こういう問題も
どげんかせんといかんよ。



なお私は、メディアの性情報が若者の性行動に与える
影響について取材を続けている。
はっきり言って驚愕の現実が次々出てきています。



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