2009年8月29日土曜日

不在のお知らせ

8月29日~9月11日は
大学の海外調査のため不在です。
この間に頂くご連絡への返信は
遅れる場合があります。



ちなみに研究テーマは
『有害サイトに対する情報モラル教育と規制のあり方の国際比較』。
特に今回は、【性的】サイトや児童ポルノへの対策に注目!
フィンランドとイギリス、カナダを訪ねます。



2009年8月24日月曜日

「テレビとの付き合い方」コメント&メディア・リテラシー講演

Photo_2 発売中の「日経キッズプラス10月号」で、
テレビとの付き合い方についてコメントしている。





「ドラマの暴力シーンや人を殺す場面など、



子どもの心への影響が心配です」



「現実の残酷なニュースが、子どもの心に影響を



与えないか心配です」



・・・という保護者の悩みに答える形式だ。



興味のある方はご一読を。




また先週末は、
盛岡青年会議所が主催するイベントにて
メディア・リテラシーをテーマに講演した。

このイベントは「つなげる」がキーワード。
午前の部は「市民と情報をつなげる力」として
私が担当し、
午後の部は「人とひととをつなげる力」として

杉並区立和田中学校校長の藤原和博氏が務められた。



講演後は主催者の方のご案内で
盛岡名物、わんこそばを初体験。
最初は楽しむ余裕があったが
だんだん、次から次へとそばを注がれるのが
苦行に思えてくる・・・。



女性の平均は約40杯らしい。
私は、65杯食べました。
その後はしばらく身動き出来なかったが。
下記の写真は、貴重な(?)シャッターチャンスを
収めたものであります↓



Morioka_wankosoba




2009年8月16日日曜日

『ネットいじめの真実』が道徳副教材に

Photo_2



すっかりご無沙汰してしまった。
ここ最近は全国での講演が集中し、
さらに大学での研究や単行本の執筆が佳境に入っているのだ。
孫の手も借りたい日々である。いないけど。





ところで、
拙著『大人が知らない ネットいじめの真実』
『中学校編 とっておきの道徳授業』(日本標準刊)
引用された。
学校が、『ネットいじめの真実』を使って
「ネットいじめ防止」の授業を実践する様子が
紹介されている。
生徒たちはネットいじめの悪質さに気づき、
「やってはいけない」と考えるようになったという。
現在、発売中。



また、東京書籍から発売される
来年度用の道徳副教材にも
『ネットいじめの真実』が引用される予定なので、
興味がある教員の方はチェック頂きたい。



ちなみに、先日の講演で福岡を訪れた際、
西日本新聞社と打ち合わせを行なった。
私が連載中のコラム『ケータイ時代の子どもたち』が、
読者に大変好評なのだという。
「子どもの現状があのようになっているとは知らなかった」
と衝撃を受ける大人からの反響が多いらしい。
評判が良いのは嬉しいが、
子どもたちの辛さをレポートするのは私としても辛く、
複雑な思いである。


追伸:海外調査のため、9月はほとんど不在です。





2009年7月13日月曜日

「となりの芝生」とネットいじめ講演

TBSドラマ「となりの芝生」が始まった。
姑・泉ピン子が、同居する嫁・瀬戸朝香をいびる物語。
脚本はもちろん、橋田壽賀子氏である。
33年前に放送した同名のドラマを
現代風の脚本にアレンジして再び放送するというのだから、
嫁姑問題は永遠のテーマなのだ。橋田氏にとって。



私にはこのドラマは、
姑の酷いいびりに苦しめられる可哀想な嫁、
という体裁をとっておきながら
その実は、橋田氏による
「『理想の嫁』教育ドラマ」に思えてならない。



瀬戸朝香は、姑に対して
バカ丁寧なくらいの敬語を使う。
夫に対してまで敬語で話す (夫は妻にタメ口である)。
家の中を毎日のように拭き掃除し、テレビを見ている姑や
新聞を読んでいる夫にお茶を出す
(夫が家事をする場面は全くない)。
瀬戸は、家事や子育てにうるさく口を出す姑への不満を
唯一気が許せる相手である自分の母にぶちまけるのだが、
逆に「嫁とはそういうものよ。あんたが『未熟』なのよ」と
諌められてしまう。
夫も姑の肩を持ち、姑と仲良くできないのは
瀬戸が悪いからだと責め立てる。



まさに「嫁かくあるべし」という
大正生まれの橋田氏からのメッセージを
ひしひしと感じる。



極めつけは、瀬戸に
「私はこの家に嫁に来た身ですから
(お義母さま何なりと言いつけて下さい)」
という台詞を言わせること。

あのですね、女性が結婚したら夫の家の戸籍に入る
という制度は、明治時代の旧民法下のものだ。
現在の民法では、結婚は「家」同士によるものではなく、
2人の「個人」が新しく戸籍を作るものと定められている
(だから「入籍」という言い方も誤り)。
よって、女性は結婚したとしても
「夫の家へ嫁に行った」わけではないのだ。
もちろん男性も、長男であっても自分の家から出て、
妻と新しい戸籍を作ることになっている。



上記のような誤った台詞をドラマに盛り込むと、
あたかもそれが正しいかのような誤解を
視聴者に与える恐れがある。
実際未だに、「ウチの娘は○○家に嫁ぎまして」
といった言い方をする人は多い。
このような誤解を
メディアを通して世間に浸透させた「立役者」は、
橋田氏と細木数子氏であると私は考えている。



そうそう、このドラマの公式HPには
視聴者が家族への不満を書き込む掲示板があるが、
姑と夫に対する嫁の本音で埋まっておりますな。








メディアとジェンダーの問題を知るには↓








オトナのメディア・リテラシー 
第二部 「そもそも、言葉づかいを疑おう」


著者:渡辺 真由子



オトナのメディア・リテラシー







ところで先日、
栃木県那須塩原市教育委員会主催の
講演会で、
「携帯・ネット犯罪の現状と大人の役割」について
お話した。
地元のPTAの方々などの問題意識が高いようで、
800人以上が参加された。

来週は1日おきに講演で全国各地へ飛ぶ、
尋常ならざるスケジュールである。
ローヤルゼリーのサプリメントを飲んで
頑張らせて頂きます。



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2009年6月26日金曜日

青年会議所でメディア・リテラシー講演

愛知県の半田青年会議所から、講演に招かれた。
「情報の鍵を握れ!~今こそ真実を見極めるとき~」
題された会である。



メディアから発信される情報の
読み解き方のコツを、
身近な例を交えながらお話した。



最近、複数の青年会議所から
このテーマに関する講演依頼を頂く。
(財)日本生産性本部にて
話をしたこともあり、
どうやら経営者の方々も
メディアに流されない目を持ちたいと
思っているようだ。



引いてはそれが、
自身のビジネスのメディア戦略へと
つながるのだろう。





全く関係ないが、
『キャッチコピー診断』というサイトを
ご存知だろうか。
あなたのキャッチコピーを考えてくれるのだ。
これが、妙に当たっている。
私のキャッチコピーは・・・・・・?前回のメルマガ末尾で!





 



メディアを読み解くには↓








オトナのメディア・リテラシー


著者:渡辺 真由子



オトナのメディア・リテラシー





2009年6月20日土曜日

「広告リテラシーとジェンダー」で講演

東京都の大田区立男女平等推進センターが
主催するセミナーにて、講演を行なった。
「心を軽くする女性学講座」と名付けられた
20代~40代の育児中の女性向けセミナーで、
「ジェンダーに敏感な視点を養う」ことが趣旨だという。



私は、広告に潜むジェンダー表現の読み解き方について
お話をさせて頂いた。
最近、「他所での講演の評判を聞きまして」
と依頼を頂くことが多い。恐れ多いことである。



参加した母親たちからは
広告に関する様々な疑問や不満の声が上がった。
例えば、オムツの広告。
赤ちゃんと共に登場するのは常に母親で、
ゆったりと微笑みながらオムツを替えている
(例外は少し前の照英ぐらいか)。



参加者によると、現実のオムツ替えは
バタバタと慌しく、とてもあんな優雅なものではない。
「ああいうCMばかりが作られることで、
オムツ替え=母親の仕事、
しかも母親がそれを楽しんでいる、と思われると困る」
とのこと。
夫の育児分担度に対する不満が垣間見えた。



ちなみに先日
民間企業「ヒューマ」が実施した調査によると、
離婚を切り出すのは
夫からより妻からの方が圧倒的に多い。
また、離婚のメリットについて、
男性は「無い・思いつかない」との答えが主だったが、
女性は「夫や夫の家族から開放される」
「自分の時間が増える」といった答えが上位を占めた。



この国の結婚という制度は未だに、
女性に負担を強いる部分が大きいことの表れだろう。
現在の婚活ブームと照らし合わせれば、
皮肉な結果である。
もちろんそこには、メディアからの情報が
多分に影響している。



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●メディアの結婚報道の偏りを知るには↓


      




オトナのメディア・リテラシー


著者:渡辺 真由子



オトナのメディア・リテラシー








2009年6月13日土曜日

週刊文春に「録画率」でコメント

Photo発売中の「週刊文春」の
『THIS WEEK テレビ』記事で、
録画率についてコメントしている。



録画率とは、リアルタイムの視聴率とは異なり
番組を録画予約した人の割合を示す。





なぜいま、
この録画率が話題かというと
視聴率と録画率が大幅に違うケースが目立つからだ。
例えばSMAP中居クン主演のドラマ『婚カツ!』は
月9史上最低の視聴率一桁を記録したが、
録画予約ランキングではベスト10入りしている。
この差はなぜ起きるのか?
詳しくは記事でどうぞ。



ちなみに私も、こまめに録画を行なう方だ。
まず新聞の番組表を睨み、見たい番組にマーカーで線を引き
リモコンで録画をする。ええ、アナログです。



確実に見たい番組だけを見ることは、
「ながら見」の防止につながる。
どうでもいい番組をダラダラ見るほど無駄なことはない。
そしてここが最も大事なのだが、
録画予約というのは、視聴者が番組を「選び取る」行為だ。
その時点で、視聴者は居並ぶ番組群に評価を下すことになる。



自分はなぜその番組を見たいのか。
どんな情報を求めているのか。
それを意識することは、メディア・リテラシーを身に着ける
第一歩となるだろう。