さて、新年にふさわしいサプライズをひとつ。
ミステリ作家で元警察官僚の古野まほろ氏が、拙著『リベンジポルノ~性を拡散される若者たち~』の書評を書いておられることが判明した。
犯罪捜査の専門誌『捜査研究』の書評コーナー、「警察教養としての読書」にて。
同書評が掲載されたのは2016年で、私も存在は把握していたのだが、当時は失礼ながら古野氏が作家であることを存じ上げず。
「珍しいお名前の、本好きな警察関係者の方がおられるなあ」と思いつつも、ネット公開されていないこともあり、読まずに過ぎていた。
そして10年が経ち、たまたま同書評の情報に接する機会が。
「そうそう、珍しいお名前の警察関係者の方が書いてくださっていたよね……あれ、このお名前はどこかで見たような……。そうだ新聞広告だ!」
と、ここで初めて「発見」したのだった。
これまで刊行したいくつかの拙著には、様々な方から書評を頂いたが、小説家の方からというのは記憶にない。急きょ取り寄せ、読ませて頂く。
古野氏による書評は、4ページにもわたる長文だ。
性的な撮影・拡散をめぐり「被害者の考え方を理解する」「被害者の実態に沿った対策を考える」 上で、本書がとても役に立つと薦めておられる。
特に中堅幹部以上の警察官には、若い子の考え方はわからないから、と。
元警察官のご自身も、被害者を叱責するのではなく、「信頼して話をしてもらえる体制と環境づくり」や、「自分を大切にしてもらう意識づくり」等が、何よりも重要だと思い至られたとのこと。
テレビ局時代に警察記者だった私としては、警察官のみなさんのデリカシーの有無は気になっていたところであり、本書が有効活用頂けるのであればありがたく思う。
これを機に、古野氏の著書『警察官僚』(祥伝社)を読み始めるところである。
元サツキャップによる書評のご希望があれば、お待ちしております。
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