『女性の生き方とメディア~自分らしく生きるためのノウハウ~』
と題して、講演を務めた。
群馬県みどり市主催の男女共同参画講演会(法務省委託事業)にて。
市民の方約100人が対象。
「性別役割分業をはじめとした伝統的な性役割観に関し、普段から目にするメディアとジェンダーの関連についてなど、聴講者が自身の無意識の偏見に気づくきっかけとしたい。」
との御要望であった。
講演では、以下の内容をお話:
<メディアを読み解いてみよう>
・メディア・リテラシーとは?
・ニュースの作られ方
<メディアが操る!? 女性の生き方>
・ジェンダーとメディア
①恋愛・結婚・出産
②仕事・家庭
・自分らしく生きるために
「このような切り口での講演は初めて聴きました」
と、主催者のベテラン職員の方。
このテーマでの講演は、「女性活躍」という言葉がまだ珍しかった10年以上前から行っているが、
メディア・リテラシー自体が、日本ではまだまだ新しい分野なのだろう。
テレビ局という安定かつ高待遇の職を捨て、海外へ飛び出した経験を持つ私だからこそ、
ジェンダー研究者として言えることがあるようにも感じている。
ちなみに本講演の企画は、
大学でジェンダーを学んだ若い職員の女性が担当したという。
行政にこうした人材が増えることで、日本の社会も女男共同参画へと、着々と変わっていくことを期待したい。
講演の模様は、上毛新聞(『女性の人生にメディア影響 ジャーナリスト渡辺さん講演』)や、両毛タイムス(画像)など、新聞各紙で報道された。
お世話になった皆さま、ありがとうございました!
【参考文献】
『オトナのメディア・リテラシー』
渡辺真由子著
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