前回に続き、人権週間に関する講演のご報告。
「インターネットと私たちの人権」と題し、福井県高浜町で講演を務めた。こちらはリモート収録である。
・ネット・トラブルの対策キーワード:「ネット・リテラシー」とは?
・2大トラブルの現状とリテラシー
①ネットいじめ
②マイノリティ差別(LGBT、障がい者、部落出身者等)
・被害にあってしまったら
……といった内容をお話。
講演映像は、人権啓発放送として12月いっぱい、地元のケーブルテレビで流されるとのこと。
また、講演内容を記事としても寄稿した:
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『インターネットと私たちの人権』 渡辺真由子
はじめに
「うざい」「きもい」「死んで」。そんな言葉を投げつけられた後、東京都町田市の小学6年の女子児童(当時12歳)は2020年11月、自らの命を絶った。誹謗中傷の言葉の数々は、インターネット上に書かれたものだった。
ネットやSNSの普及と共に、私たちはパソコンやスマートフォンで、他者への中傷の書き込みや差別的な画像・動画の投稿など、様々な人権侵害行為を目にするようになっている。子どものみならず、大人を標的にしたものも珍しくない。コロナ禍の鬱屈した空気の中で、それらはより露骨になり、深刻さを増しているように思われる。
ここでは、ネット上にみられる人権侵害行為のうち、「ネットいじめ」「LGBT・障がい者・被差別部落出身者といったマイノリティ(社会的少数派)の人々への差別」を取り上げ、それぞれの現状と対策を考えたい。
<続きはこちらから>
【参考文献】
▼ネットいじめ・SNSトラブル・性教育をオンライン講座で学ぶ
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