2020年1月7日火曜日

助産院で「性情報リテラシー教育」実践

あけましておめでとうございます!
今年も「人間の尊厳が重んじられる社会」の構築へ向け、ご一緒に取り組んでまいりましょう☆

さて、年明け最初の記事は、「性情報リテラシー教育」の実践現場の取材報告である。

実践されているのは、
東京都町田市の「としの助産院」院長で助産師でもある、野口としのさん。

野口さんは2017年、 日本家族計画協会が
「思春期保健相談士」資格取得の一環として主催した
私の講演をお聴きになった。

「子どもがスマホで性情報に触れることには危うい面もある。
正しい知識を知ってほしい」と感じ、
それまで助産院で実施していた保護者向け性教育講座に、
「性情報リテラシー」を取り入れ始めたとのこと。

今回、取材させて頂いた講座には、
思春期の子どもを持つ保護者の方々がご参加。

野口さんは
思春期の子どもの身体の変化や
親子関係のあり方について話す中で、
「情報化社会の危険性」という切り口から、
リベンジポルノや性情報の誤解といった
性情報リテラシーの問題を取り上げておられた。

特に印象的だったのは、
「両親が仲良くしているのが一番の性教育!」という言葉。

そう、夫婦がラブラブなら、子どもは「愛」や「思いやり」を
自然に学んでいきますよね。

逆に言うと、
子どもへの性教育に苦手意識がある方は、
まず自分とパートナーとの関係を見つめ直してみるのが
いいのではないだろうか。

講座の後には、
参加者の皆さんと私との
座談会の場も設けて頂いた。

「AVの影響が心配」
「子どもが見るアニメにHな場面がある」
など、メディアの性情報の問題に悩む声が噴出。

これらの問題に対処する「性情報リテラシー教育」が、
今年はますます広がっていくよう、私も尽力致します!

お世話になった皆さま、有難うございました☆

【お知らせ】
性情報リテラシー教育に関する活動情報は、
facebookページで随時ご紹介しています!

https://mayumedia.blogspot.com/2019/06/blog-post_26.html








参考文献


我が子がネットでアダルト情報を見ている!
あなたは、どうしますか?

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