新聞社やテレビ局、出版社、広告代理店などでつくる「マスコミ倫理懇談会」の全国大会(長野市)で、分科会の基調講演を務めた。
分科会は広告について議論するもので、
「メディアの法的責任と倫理的責任-その責任の範囲は」がテーマ。
テレビ局、新聞社、さらに電通をはじめとする大手広告代理店など、
全国のマスコミから広告関連部署の幹部の方々が参加された。
私の講演は「広告リテラシー」について。
前半では
旅行会社てるみくらぶの経営破綻問題や、
DNAのキュレーションサイト問題に着目し、
・受け手による広告への接し方
・メディア側の問題
・受け手とメディア側に求められる広告リテラシー
をお話。
後半では「広告炎上と倫理」として、
ジェンダーをめぐる受け手とメディア側の認識のズレを
解説した。
もちろん、
あの宮城県による壇蜜氏主演のPR動画も
取り上げましたとも。
それにしても
13年前までテレビ局に勤めていた自分が、
マスコミ業界の皆様にリテラシーのお話をすることになるとは、
時の流れを感じます。
講演内容は信濃毎日新聞(9月29日付)で紹介されたので、
ご関心のある方は冒頭画像をどうぞ。
参考文献は『オトナのメディア・リテラシー』☆
ブログ記事の更新チェックが面倒なあなたはこちら↓
メルマガ購読・解除