性情報リテラシー教育に関する活動情報は、
facebookページで随時ご紹介しています!
日本家族計画協会が主催する「思春期保健セミナー」にて
講師を務めた。
このセミナーは厚生労働省や文部科学省などが後援しており、
医師や保健師、養護教諭などの方々が受講。
全コースを修了すると「思春期保健相談士」として
同協会から認定されるという。
今年度は、「時代に即応した斬新なセミナーを企画したい」とのことで
私をお招き頂いた模様。
責任重大である。
「思春期とデートDV・SNS」 と題した講義では、
このような内容をお話:
・ネット・SNSがトラブルを招きやすい理由
・対策キーワード:「SNSリテラシー」とは?
・デートDVの罠
・性的暴力の現状とSNSリテラシー
1.リベンジポルノ
2.性情報の誤解
・被害にあってしまったら
「性的暴力」を含むデートDVは、
メディアが発信する性情報の影響も大きいと
考えられる。
誤った性情報を鵜呑みにしないためには、
自分の頭で情報を読み解く能力(リテラシー)が
必要だ。
詳しくは拙著『性情報リテラシー』で、
具体例を挙げながら解説している。
(皆さまからのご要望にお応えし、
PDF版がお求め頂けるようになりました!)
ちなみに、
日本製のAVやアダルト動画は世界的に人気を博しており、
性情報が若者に与える影響への対策は、国際的な課題でもあろう。
国連のような国際機関にも是非、性情報リテラシー教育の普及に
取り組んでもらいたいものである。
今回の講義では、以下のような
数多くの感想をお寄せ頂いた:
・今の時代ならではの必要なテーマだと思い、とても勉強になりました。子どもたちが興味を持つ性的な媒体への「本物の指導」が必要だと、方向性を考えさせられました。
・まさに学校で問題となっているテーマで、子どもの心理が理解出来た気がします。なぜ写真を撮らせるのかの背景を考え、ケアしていきたいと思います。
・学校や医療関係者以外の先生のお話は、とても興味深かった。実際に取材されたリアルな子どもの声が沢山あり良かった。
・SNSトラブルにかかわる少年たちと接するため、問題点や少年の心理を改めて整理することが出来ました。
・デートDVや性情報の誤りについて、中学生への指導方法が見えてきた。
・デートDVの成り立ちは、自分が想像していたものとは全く違っていました。SNSへの関わりと危険性について勉強になりました。
・若者のSNSトラブルは正直、不明な点が多かったため、とても参考になりました。特にデートDVやリベンジポルノについて学べて良かったです。
・リベンジポルノについて、なぜ撮らせるのか疑問でしたが、実際に撮らせた子の話を聞くことが出来、その子たちなりの思いがあることが知れ、参考になりました。
・情報教育と性教育はセットで教えることが重要と理解しました。
・性的な画像を撮らせた本人を責めるのではなく、子どもに寄り添うこと、共感すること、不安に寄り添うことが大事ということが参考になった。子どもたちが傷づかないように、出来ることをしていきたい。
……などなど、他にも大量の感想を頂いており、とても紹介しきれない。
関係者の皆様、
ありがとうございました!
【お知らせ】
性情報リテラシー教育に関する活動情報は、
facebookページで随時ご紹介しています!
ブログ記事の更新チェックが面倒なアナタはこちらをどうぞ↓
メルマガ購読・解除
■ 「性情報リテラシー」の知っておきたいポイントを毎週お届け!
豊富な事例でわかりやすく解説する『まゆマガ』:
■Facebookサロン
■講演のお問い合わせ
■メディア協力
■大学講義
■有料メルマガ「まゆマガ。」
■渡辺真由子 公式サイト