桐朋学園芸術短期大学から、集中講義の担当依頼を頂いた。
女優の大竹しのぶ氏や歌舞伎役者の中村梅雀氏を輩出し、
演出家の蜷川幸雄氏が前学長を務めたことで知られる学校である。
しかし私と芸術のつながりといえば、
ピアノは「エリーゼのために」しか弾けないし(「乙女の祈り」には到達出来ず)、
ミュージカルもニューヨークのブロードウェイで「マンマ・ミーア!」を観たことぐらいはあるが
特段演劇マニアなわけでもなく、
アートに造詣が深いと言えるほどではない。全くない。
そんなアタクシになぜお声が?と思ったら、
学校側が拙著『オトナのメディア・リテラシー』をお読みになったそうで、
「演劇・音楽のスタッフやプロデューサーを目指す学生たちに
是非メディア・リテラシーを教えて欲しい」とのこと。
なるほど、確かに
芸術を通して社会にメッセージを発信する立場を目指す人々にとって、
「メディアの作り手の意図」や「メディアの情報が受け手に与える影響」を学ぶことは
重要であろう。
私の知識や経験がお役に立てれば幸いである。
というわけで、桐朋学園芸術短期大学の学生の皆さん、
よろしくお願いします。
ちなみに私は近く博士課程を修了することもあり、
大学におけるこうした教育の機会には、出来るだけ貢献出来ればと考えている。
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