2009年10月22日木曜日

韓国の違法・有害サイト対策

9月に欧米を訪問した
『有害サイトに対する情報モラル教育と規制のあり方の
国際比較』の調査。
今月は韓国へ行ってきた。
携帯電話会社(キャリア)や違法・有害情報の審議機関を取材。



韓国ではインターネット利用者の
住民登録番号がわかるようになっているため、
違法・有害サイトに対する年齢に応じた規制が可能だという。
日本で見られるアダルトコンテンツなどの年齢確認システムは
形骸化しているが、有効性を持たせるには
ここまで徹底するしかないのだろうか。
とはいえそんな韓国の住民登録番号制にも抜け道はあり、
色々とトラブルが発生しているようだ。



携帯電話の利用に関しても
世界的に進んでいるとされる韓国だが、
日本とは使い方が違う。
また、韓国に多い教育熱心な親へ向け、
某携帯キャリアは
子どもをネットの危険から守る特別サービスを提供している。
日本にはまだないサービスのため、提携したいそうだ。



今回の調査結果は、欧米の違法・有害サイト対策事情と合わせ
近く論文にまとめる予定である。
日本の違法・有害サイト対策へ新たな道筋を示したい。



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