2009年6月1日月曜日

「ケータイで友人ができるのか」寄稿と「リアル」講演

Photo学術誌『教育と医学』6月号
(慶應義塾大学出版会)に、
「ケータイで友人ができるのか」というテーマで
寄稿した。



子どもが友人関係を構築するにあたり、
携帯電話はどのような役割を
果たしているのか?
友情を深めるつもりが、逆に緊張や束縛に
つながっていないか?
といった点を考察したものである。



この雑誌を主宰するのは「教育と医学の会」で、
九州大学教育学部に本部を置く。現在、発売中。



また、メディア・リテラシーに関心のある教員などで構成される
「国語メディア研究会」にて、
『リアル』について講演した。



リアルとは、最近子どもたちに流行っているサイトだ。
リアルタイムで、自分が思っていることを一言ずつ書き込んでいく。
mixiやブログとは異なり、読んだ人にコメントを求めるわけではない。



私は、
メールに疲れた子どもたちの新たなコミュニケーション形態として
このリアルに注目している。
「生々しいもの」に対する子どものバリアが、
どんどん厚くなっているような気がするのだが……。